先ほど、プレミアリーグ第10節のリバプール対ブライトン戦が終了しました。
試合は、2-2のドローに終わっています。
リバプールが2点を先行していただけに悔しいドローですが、しっかりと切り替えて次の試合に臨みたいですね。
まず、得点経過については、次のとおりです。
■4分:ジョーダン・ヘンダーソン
■24分:サディオ・マネ
▲41分:失点
▲65分:失点
試合開始早々にキャプテンのゴールが決まっていますが、これは後方から放たれたファン・ダイクのロング・フィードが起点となっています。
右ワイドにロング・フィードを蹴ったファン・ダイク。
ボールをおさめたモハメド・サラーが仕掛けながら上がって来たヘンドに戻し気味にボールを回します。
ボックスの僅か外の位置からヘンドは鮮やかな右足のシュートでゲット。
これはとにかく、ファン・ダイクのロング・フィードが美し過ぎたと思いました。
続いてサディオ・マネが決めたゴールは、イブラヒマ・コナテがアレックス・オックスレイド=チェンバレンへとボールを繋ぎ、オックスレイド=チェンバレンは、右足で長い距離のクロスを供給。
これをサディオが強烈なヘッドで押し込んだものです。
2点のリードでハーフタイムを迎えたかったリバプールですが、41分に1点を返されています。
ただ、ブライトンの1点目については、相手のシュートが良すぎたとしか言えません。
問題は、セカンドハーフの試合運びだったか・・・。
中盤インサイドのアグレッシブさが消えていたように感じます。
悔しいかな、ブライトンは粘り強く、崩しきるのは簡単ではありませんでした。
リバプールにとって不安材料が生まれたのは、再びナビ・ケイタが負傷によりピッチを後にしたこと。
18分の時点でナビ・ケイタはピッチに座り込み、19分の段階でアレックス・オックスレイド=チェンバレンと交代を余儀なくされています。
この怪我が、先日のマンチェスター・ユナイテッド戦のものと関連しているのか?
それとも新たな怪我なのか?
そこはまだ分かりません。
こういった結果でしたので、リバプールの良かったところ、レッズらしい!と思えたシーンに触れておきたいと思います。
それは、33分にサディオ・マネが相手ゴールネットに押し込んだ一連のプレイです。
ディフェンスラインでボールをまわすブライトンにリバプールは猛烈なプレスを連続して仕掛けて行きます。
ゴールキーパーに戻したところをサディオが狙っており、キックを躯でひっかけてゴールイン。
残念ながらVARにより、サディオの手に当たっていたとの判定で、ゴールは取り消しになりましたが、今日の試合で最も迫力がありリバプールらしいシーンだったと思います。
各プレイヤーのコンディション面のこともありますので、一概には言えませんが、結果論にはなりますが、ディオゴ・ジョタ、南野拓実をもう少し早い時間帯で投入する手はなかったか・・・。
カーティス・ジョーンズは、カラバオカップでも90分間プレイをしており、若干疲労の色が見えていたように感じました。
ナビ・ケイタの怪我がどの程度なのか?
あとは、ファビーニョとチアゴの復帰を待つことになります。
試合結果としては、プレイヤー達自身が満足していないでしょうが、ここから学び、次に生かしたいですね。
文末になりますが、リバプールの交代カードについて触れて、この稿を閉じたいと思います。
■19分:ナビ・ケイタ→アレックス・オックスレイド=チェンバレン
■78分:ロベルト・フィルミーノ→ディオゴ・ジョタ
■87分:カーティス・ジョーンズ→南野拓実