ヨーロッパカップ戦 試合日程・結果

リバプール対アトレティコ・マドリード戦(CLグループB)の結果と感想


先ほど、チャンピオンズリーグ・グループBの第4節、リバプール対アトレティコ・マドリード戦が終了しました。
アンフィールドで開催されたこの試合、2-0のクリーンシートでリバプールが勝利を飾っています。
死の組と呼ばれたグループBで、リバプールは4戦全勝、アトレティコ・マドリードには2連勝という結果となりました。

まず、私はお詫びをしなければなりません。
いつも、スタメン発表の1時間前から15分刻みでアラームをセットするのですが、今日は起きることが出来ませんでした(;゜ロ゜)
おそらく初めてのことで、本当に申し訳ありません。
なので、この場でスタメンを掲載しておきたいと思います。

今日は、ファン・ダイクのパートナーとしてジョエル・マティプがプレイをし、左サイドバックにはコスタス・ツィミカスを起用してきましたね。
ツィミカスのクロスは、以前から申し上げていますが、良いものがありますね。
良いスパイスになっていたと思います。

また、中盤については、ファビーニョが復帰。
これにより、ジョーダン・ヘンダーソンが右の前目でプレイをすることが可能となり、良い流れに持ち込めたと思います。
アレックス・オックスレイド=チェンバレンも、気持ちの入ったプレイを見せてくれたのではないでしょうか。

さて、この試合での得点経過ですが、早い時間帯でリバプールが先制しています。
得点経過については、次のとおりです。

■13分:ディオゴ・ジョタ
■21分:サディオ・マネ

ジョタが決めた先制ゴールですが、右ワイドからトレント・アレクサンダー=アーノルドが距離のあるクロスを供給。
これは、鮮やか且つ見事なクロスで、ジョタがしっかりヘッドに合わせてゲットしたものです。

リバプールの2点目となったサディオ・マネのゴールは、スローインからのプレイで決まります。
スローインを受けたサディオは、中へ向かってドリブルを敢行しながらボールをヘンドに託し、ヘンドを経由して右のトレントへ!
トレントがクロスを上げ、走り込んで来たサディオがしっかり合わせてゴールを決めています。

ファーストハーフのうちに2点のリードを奪ったリバプール。
しかも、36分にはアトレティコのフェリペにレッドカードが提示され、数的優位も築きます。
こうなると、リバプールとすれば慌てる必要はありません。
ただ、要所要所で、リバプールはしっかりと攻撃し、迫力のある試合となりましたね。
惜しいシュートも何度となくあったし、もっとゴールが決まっていても不思議ではありませんでした。

実は、リバプールは48分にもディオゴ・ジョタが相手ゴールネットを揺らしていますが、VARにより判定はオフサイド。
決まっていれば、ナイス・ゴールでした。
ジョタの決定力は、やはり凄いと実感した瞬間。
一方、アトレティコの方も57分にルイス・スアレスがゴールネットを揺らしており、これはオフサイドの判定。
おあいこでしょうか。

スコアは2-0ではありますが、十分に良い試合だったと思います。
何しろ、スペインチャンピオンのアトレティコを相手に2連勝できるチームなど、そうはいないと私は思います。
また、試合のペースもリバプールが握り続けた。
そこが重要ですね。

このようにハッピーな試合でしたが、リバプールに不安要素があるとすれば、やはり怪我です。
試合中、アレックス・オックスレイド=チェンバレンが膝を痛めた素振りをしていたことが気になります。
その際には、試合を続行していますが、78分の段階で交代によりピッチを後にしています。

また、より心配なのはロベルト・フィルミーノの状態です。
怪我の程度、種類は、後々確認しなければいけませんが、ハムストリングだとしたら厄介です。
ボビーは調子がいいし、試合の流れをコントロールできるタレントなので、軽傷であることを心から祈ります。

ウェットな話題で終わりたくないので、リバプールに見えた光明についても書いておきたいと思います。
まずは、ファビーニョの復活ですね!
さらに、試合途中からユルゲン・クロップ監督はチアゴを投入!
チアゴにピッチの感触を思い出させる意味もあったと思います。

私は思ったのですが、数的優位の中でチアゴがピッチに入ると、もはやパスが自由自在ですね。
相手の疲労を誘うことも出来る。
やはり、チアゴは超一級のプレイヤーだと思った次第。

モハメド・サラーも相変わらず、相手に脅威を与え続けたし、リバプールが強さを見せた試合でした。
死の組と呼ばれたグループBで、リバプールは4戦4勝!
決勝トーナメント進出を決めています。
このへんの順位関係は、稿を改めて書きたいと思っております。

結びになりますが、リバプールは5人の交代枠を使っています。
セカンドハーフの冒頭からサディオを下げたのは、今日のレフリングからして、サディオに2枚目のイエローが提示されることを避けたのだと推察します。
よって、サディオのコンディションに問題があったわけではありません。
やはり、一番の心配はボビーですね。
では、5枚の交代を書き添えて、この稿を閉じたいと思います。

■46分:サディオ・マネ→ロベルト・フィルミーノ
■59分:ファビーニョ→チアゴ・アルカンタラ
■78分:ロベルト・フィルミーノ→ディボック・オリギ
■78分:アレックス・オックスレイド=チェンバレン→南野拓実
■90+4分:トレント・アレクサンダー=アーノルド→ナット・フィリップス

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