相次ぐセンターバックの負傷により、厳しい状況にあるリバプールですが、そんな中、まず待っているのは、1月8日(金)に開催されるFAカップ3回戦、対エクセター・シティ戦です。
リバプールは、アストン・ヴィラの合意を取り付け、チアゴ・イロリをクラブへ戻し、このFAカップに起用する可能性があると、エコーなどが報じています。
おそらく現場は今、大忙しというところかと思います。
アストン・ヴィラとしても、イロリをリバプールへ戻すことには異論はなかったようで、イレギュラーな形ですが、リバプールファンとしては、ようやく公式戦でイロリがプレイする姿を見られることになるかもしれません。
ただし、リバプールとしては、イロリをローンバックするだけで、センターバックの穴を埋めることは出来ないと考えているでしょうし、1月中の補強も十二分に予想されます。
厳しい状況であることに変わりはありませんが、私は少しじっくりと、今後のリバプールの成長を見ていきたいとも思っています。
もちろん、早く結果はほしい。
しかし、ユルゲン・クロップが監督に就任したのは、シーズン途中であり、夏のプレシーズンでのトレーニングも積んでいません。
さらに、クロップが望むプレイヤーを獲得しているわけでもない。
クロップが目指すフットボールを実現するためには、やはりどうしても、夏のプレシーズンで、じっくりフィジカルをつくる必要があると、私は考えています。
そういった意味では、今シーズンは、狙えるタイトルをまず取りにいき、プレミアリーグは、出来る限りに上位を狙う。
その上で、シーズンオフを経て、来シーズンのスパークを期待することが、現実的な線かなと思っています。
しかし、こういった状況下にあっても、対アーセナル、対マンチェスター・ユナイテッド戦で、いい結果を出せるならば、リバプールにとっての今後は、明るい展開になることでしょう。
長い目で見つつ、今シーズンは、何かしらのポジティブな部分を探してゆく・・・。
これは、私自身に言い聞かせるものでもあります。
来シーズンの基礎をつくるためにも、これからのシーズンで、何かを掴み、見つけていきたいですね。