近い将来、リバプールから離れるのではないかと噂になりがちなのは、ネコ・ウィリアムズとナット・フィリップスかと思います。
いずれも、リバプールで出場機会に恵まれておらず、もっとプレイがしたいという希望を持っているというものです。
今回、この2人のことをSky Sportsが取り上げています。
同誌が発している情報に基づけばですが、ネコ・ウィリアムズはウェールズ代表に定着したいという気持ちが強く、そのためにも出場機会を増やしたいと望んでいるとのこと。
プロのフットボーラーですから、その気持ちはよく分かります。
一方、Skyの見解では、リバプールは決してネコ・ウィリアムズの売却を急ぐことはないとされています。
もし放出するならば、「適切なオファーがあった場合のみ」だと。
これも同誌の見解ですが、ネコ・ウィリアムズを欲しがるクラブは多いだろうと。
リバプールのネコ・ウィリアムズは、右サイドバックを任されており、トレント・アレクサンダー=アーノルドの控えという形です。
一方、ウェールズ代表では左サイドもこなしていますので、両ワイドで使える貴重なタレントとして人気銘柄になりそうだという趣旨です。
トレント・アレクサンダー=アーノルドという絶対的な存在がいる上に、ユルゲン・クロップ監督は若手のコナー・ブラッドリーとオーウェン・ベックを高く評価しており、そのこともネコ・ウィリアムズにとって移籍を志願する動機になっていると・・・。
また、右サイドバックの場合、トレント・アレクサンダー=アーノルドの他にもジェイムズ・ミルナー、ジョー・ゴメスもプレイが可能であり、なかなか出場への道は険しいものがある。
そんな論調ではありました。
その上で、ネコ・ウィリアムズの件をSkyが結んでいるのは、ローンにしても完全移籍にしても、そう簡単には決まらず、移籍期限ぎりぎりになるだろうとしています。
次に、ナット・フィリップスについてですが、同じくナットも出場機会を欲しがっている。
そんな中、プレミアリーグのあるクラブからオファーがあったのだそうです。
しかし、提示された移籍金が£7mで、リバプールはそれを拒否したと。
それはそうでしょうね。
あくまで報道によればですが、リバプールがナットを放出するには£15mの移籍金を提示する必要があるとされています。
Skyの見解では、イタリアの多くのクラブがナットに興味を示しているとのこと。
ナットは以前、ブンデスリーガでもプレイをしていましたから、イングランド以外での経験も持っています。
ただ、こちらについても、リバプールが売却を急ぐことはなく、そう簡単には決まらないだろうとの論調でした。
ここへ来て、感染者が続いているリバプール。
1月の移籍市場で放出して、そのポジションに穴が空くということは避けたいですね。
いろいろな要素が絡み合って、難しい市場となりそうです。