プレイヤーやスタッフに続けての新型コロナウイルス陽性者が発生したことからAXAトレーニングセンターを閉鎖したリバプールですが、そこから48時間も経過し再開をしたそうです。
LFCがオフィシャルで伝えています。
これでファーストチームのメンバー達は、自分達の場所でトレーニングを行うことが可能となります。
AXAトレーニングセンターの一時閉鎖が決断されたのは、カラバオカップ準決勝のアーセナル戦開催の可否が検討されている矢先でした。
結果的に、アーセナル対リバプール戦は延期となり、ファーストレグがアンフィールド、セカンドレグがエミレーツという順序になっています。
トレーニング場を使えないということは、プレイヤー達にとって本当に不便だし、コンディションを維持するためにもなくてはならない施設ですね。
また、リハビリを行っているプレイヤーにとっても重要な場所となっています。
イギリスは今、多くの感染者が出ており、数日の隔離が必要となっていますが、アスリートにとっては試合に出られないということが一番辛いでしょうね。
リバプールでは、ユルゲン・クロップ監督も陽性となり、アシスタントマネージャーのペップ・リンダースも感染が確認されています。
今回の再開にあたりLFCは、保健衛生当局との協議も経た上での対応だとしています。
欧米では、少しずつですがコロナとの共生について検証が進んでいるようだし、社会活動との両立を模索しているのだと思います。
ただ、アスリートにとっては、肝心の時に陽性となれば、接触が出来ないわけで、それは厳しいものですね。
いずれにしてもAXAトレーニングセンターが再び開くこととなったリバプール。
これを良い兆候と捉え、前向きに行きたいですね。
COVID-19の感染は拡大していますが、プレイヤー達が良いコンディションを保てるように、クラブもファンも協力して、適切な環境を築いていきたいものです。