プレミアリーグ 試合日程・結果

バーンリー対リバプール戦(プレミアリーグ第25節)の結果と感想


先ほど、プレミアリーグ第25節のバーンリー対リバプール戦が終了しました。
試合は、0-1のクリーンシートでリバプールが勝利しています。
強い雨と風の中、難しい試合ではありましたが、今日は何より勝ち点3が重要ですね。

リバプールを勝利に導いたのは、40分にファビーニョが決めたゴールでした。
トレント・アレクサンダー=アーノルドが、左から低い弾道のコーナーキックを蹴り、ニアでサディオ・マネがバックヘッド。
背後に流したところにファビーニョが入って来てシュート!
一度はゴールキーパーのポープに躯で止められますが、再度ファビーニョが右足で押し込んでゴール!
ファビーニョは、ポジション取りといい、ボールの回し方といい、このところずっといいですね。

アウェイゲームではあり、レスター戦から中2日。
インテル戦まで中2日という条件下、強い雨と風により、リバプールにとっては簡単な試合ではなかったと思います。
特にファーストハーフは風が強く、パスのコントロールや浮き球の予測が厳しかった。

ただ、最善の展開にならなくても勝ち点3を取ることが強いチームの条件なのだと思います。
また、こういう試合では負傷者を出すことが一番の心配事です。
ファーストハーフに、ジョーダン・ヘンダーソンが足を痛め、かなりの痛がりようでしたが、事なきを得て、本当に良かったと安堵しました。

風の影響もあったとは思いますが、リバプールの高いディフェンスラインの裏に長いボールを蹴られた時の対応は難しいものがありました。
ただ、それはリバプールのストロングポイントでもあり、表裏一体。
リバプールの場合には、センターバック2人を残したのみのツーバック状態になる時間帯があり、それは意図してやっているものですから、あとはカバーリング等々をしっかりすることが大切かと思います。

ピッチコンディションは難しかったものの、あれだけの悪天候の中、ピッチを整備してくれるスタッフにも感謝をしたい気持ちです。
それでも、鮮やかなボールタッチを見せた途中出場のチアゴはさすがでした。
躯の使い方といい、ボールタッチ、パス出しと、うっとりするようなプレイぶり。
ロベルト・フィルミーノとコンビネーションを創ったときなどは、アートを見ているようでした。

また、この試合では、アリソンの仕事ぶりも讃えなければなりません。
何度かはオフサイドの判定が出ましたが、アリソンのナイスセーブによってリバプールは助けられていました。
今日の試合でもありましたが、アリソンは1対1となったとき、相手を外に押し出すプレッシャーのかけ方が実に上手いですね。
さすがの貫禄でした。

AFCONから帰って来たばかりのサディオ・マネも先制点に絡んでおり、コンディションは決して悪くなさそうです。
モーとサディオが、揃って好調をキープできれば、今後へ向けてポジティブな材料になるかと思います。

今日の試合は、勝ち点3こそ。
次は、チャンピオンズリーグのインテル戦です。
また、ギアを上げて行きたいですね。

なお、この試合でリバプールは、3人の交代枠を使っています。
それをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■59分:ジョーダン・ヘンダーソン→チアゴ・アルカンタラ
■67分:サディオ・マネ→ディオゴ・ジョタ
■90+2分:ナビ・ケイタ→ジェイムズ・ミルナー

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