Mohamed Salah
モハメド・サラーが、ローマからリバプールへやって来たのは２０１７年のことでした。
ローマでのモハメド・サラーも高い評価を得ていましたが、爆発的な決定力を示し、ゴールを量産するようになったのは、リバプールにやって来てから。
それは、疑いようのない事実です。
そのモーですが、リバプールのユニフォームを着て出場した公式戦は、現時点で２３２試合。
１４９ゴールを決めています。
ひとつのクラブで１００ゴールを超えるというのは、率直に凄いことだと思います。
また、モーの場合には、ゴールを重ねるペースが非常に速いですね。
さて、１４９ゴールを決めていると書きましたので、次にゴールを決めれば、リバプールでの通算１５０ゴール達成ということになります。
誇るべき数字。
余程のことがない限り、モーは土曜日のノリッジ戦でもスタートから登場するでしょうから、そこで決める可能性が高いと思われます。
ちなみに、１４９ゴール目は、チャンピオンズリーグのインテル戦でした。
この場で以前から何度となく書かせていただいているのですが、モーのプレイぶりには昨シーズンあたりから変化があると私は思うのです。
それは、ディフェンス面でもより献身的になっているということです。
今シーズンもそうで、例えば直近で行われたインテル戦でも、激しい主導権争いの中、モーは右サイドバックの位置まで戻ってディフェンスをしていました。
アタッカーがディフェンスをしないチームもありますが、リバプールであれば、それは許されない。
モーは、立派に役割を果たしていると思います。
また、今シーズンに入って決めているゴールは、何か神がかっているスペシャルなものが多いですね。
モーの凄味を再認識している自分がいます。
モーの場合、どうしても契約更新問題がメディアで取り上げられがちですが、出場した試合では常にベストを尽くしている。
アフリカネイションズカップでは、惜しくも優勝は逃したものの、すぐにリバプールのためにプレイをしたモー。
１５０ゴール達成の瞬間をしっかりと目に焼き付けたいと思います。