国内カップ戦 プレイヤー

チェルシーと戦い仕掛け続けたルイス・ディアス

Luis Diaz


リバプールが見事に優勝を飾ったカラバオカップ(リーグカップ)ですが、いくつものドラマが凝縮されていたように思います。
そのひとつひとつを書くことは、結構たいへんな作業ですが、自分が感じた断片でもお伝えできればと思う次第です。
今回は、ルイス・ディアスのことを書いてみたいと思います。

ウェンブリーで開催されたカラバオカップ決勝。
まず、チアゴの涙が印象的な試合でした。
また、試合序盤で私が心を揺さぶられたのは、リバプールの右サイドから攻撃に出たチェルシーに対し、モハメド・サラーが全力でディフェンスに戻っていたこと。
モーのようなスーパースターが、しっかりと守備でも貢献する。
私は、かなり感動したものでした。

さて、ルイス・ディアスのことです。
ご存知のとおり、まだリバプールへやって来たばかり。
ほとんどが初対峙をする相手なわけですが、いやいや実によく戦い、走り、競り合い、周囲の仲間を上手く使っていますね。
また、仕掛けが実を結ばなかったシーンでの悔しがりよう。
そこからは、全力を尽くしている彼のハートが伝わって来るかのよう。

ルイス・ディアスの瞬間におけるプレイを見ていると、天性のドリブラーであることが分かります。
スピードもあり、相手サイドバックをぶっちぎるシーンもありましたね。
そんな中、随所で見せてくれた彼の強みは、ストップをするスピードだと思うのです。
ピタッと止まる。
これは、相手を翻弄するに、強い武器だし、ルイス・ディアスの場合は、急激にストップした後、躯の向きを変えて、すぐに次のプレイへと移って行ける。
間違いなく、彼のストロング・ポイントだと思います。

リバプールは、本当に良いプレイヤーを連れて来ましたね。
ハートも熱いし、コップから愛され続けて行くことでしょう。

リバプールの新しい仲間となったルイス・ディアスは、さっそく今シーズン初のタイトル獲得に貢献し、仕事を果たした。
勝運を持っているということも大切な要素だと思います。
私も、彼のプレイを観ることが、とても楽しみになりました。
最近では、サディオ・マネ、モハメド・サラーとの連携もスムーズになっており、リバプールは明らかに攻撃のオプションを増やした。
チェルシー戦でのルイス・ディアス!
ナイス・ファイト!でした。

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