Takumi Minamino
FAカップ５回戦で、ノリッジに勝利し準々決勝進出を決めたのがリバプール。
この試合の勝利は、前後の日程を考えたとき、実に大きかったと思うのです。
ノリッジ戦でのヒーローは、間違いなく南野拓実ですが、他のメンバーもチームのために戦い、ウェストハム戦、インテル戦へ向けてポジティブなものとなりました。
リバプールは、ずっと過密日程が続いており、最近だけで言っても日曜日にカラバオカップ決勝でチェルシーと１２０分間の激闘を演じた末にPK戦。
そこから中２日で迎えたノリッジ戦でした。
また、ノリッジ戦から中２日で、プレミアリーグのウェストハム戦が控えており、ウェストハム戦が終わると、今度は中２日でチャンピオンズリーグのインテル戦です。
それを考えたとき、ノリッジ戦で奮闘したメンバー達の貢献は、限りなく大きかったと私は思います。
タキのことは言うに及ばず、例えばジョー・ゴメスもがんばっていたし、ジェイムズ・ミルナーも右サイドバックをこなしてくれました。
他のメンバー達も同様です。
今回のメンバーで勝利したことにより、リバプールはファン・ダイクやファビーニョ、モハメド・サラーなどの主力を完全オフにすることが出来ました。
サディオ・マネとルイス・ディアスは、ノリッジ戦に出場したものの、プレイをしたのは僅かな時間。
これも、ファーストハーフのうちに２点のリードを奪っていたから出来たことですね。
今後のリバプールですが、明るい見通しとしては、ロベルト・フィルミーノの復帰が考えられます。
また、チアゴも長期離脱にはならない見込みだと聞いています。
タキは、FAカップでもしっかりと仕事をし、結果を出しました。
もし、リバプールがFAカップのトロフィーを獲得したならば、自分も貢献をして勝ち取ったものだ！と、胸を張って歓べることでしょう。
いろいろな意味で、ノリッジ戦での勝利は、リバプールにとって実に大きかった。
今もそう実感している私です。
今度は、ウェストハム戦に向けて集中！ですね。