ヨーロッパカップ戦 プレイヤー

インテル戦を前にボビー、チアゴ、マティプがフルトレーニングに復帰

Roberto Firmino

チャンピオンズリーグのインテル戦が徐々に近づいてまいりました。
この対戦を前に、先ほどまでユルゲン・クロップ監督の会見が行われており、負傷者等に関する情報も提供されています。
ロベルト・フィルミーノ、チアゴ、ジョエル・マティプの3人は、フルトレーニングに戻ったとのこと。

このニュースは、リバプールにとって明らかに朗報です。
ただ、ユルゲン・クロップ監督は、3人を同じようには見ていないようです。
フルトレーニングに戻っても、離脱していた期間が異なり、別の視点で見る必要があるという趣旨です。

まず、ジョエル・マティプに関しては、怪我ではなく病気だとされていました。
ウェストハム戦は欠場しましたが、ブランクはほとんどなく、ユルゲン・クロップ監督は大丈夫だとしています。

チアゴについては、カラバオカップ決勝のチェルシー戦でスタメンと発表されましたが、試合前のウオーミングアップ時に怪我をして離脱したもの。
あのとき、チアゴが流した涙は印象的でした。
よってチアゴも離脱期間は短く、こちらも問題ないという認識をユルゲン・クロップ監督は示しています。

もう一人、ロベルト・フィルミーノですが、ボビーについては他の2人とは異なり、離脱期間が長かったことから、インテル戦のメンバー入りを明言しませんでした。
ただ、「ノー・チャンスだ」とは言っておらず、「適切なトレーニングをあと数日与えることが理にかなっているかを見極める必要がある」と述べていました。

仮に、ボビーがメンバー入りをしても90分間のプレイをさせることはないと思います。
また、長い目で見て、復帰を急がせないという選択肢もあることでしょう。
とはいえ、ファーストレグはボビーの存在が大きくものを言ったリバプール。
ベンチだとしてもボビーがいてくれれば心強いことは言うまでもありません。

幸いなことにと申しますか、リバプールの攻撃陣は今、人数が揃っています。
その理由の最たるものは、ルイス・ディアスが、すぐさまフィットしたこと。
次に、ディオゴ・ジョタの離脱が、思ったよりも短かったことなどがあげられます。

今、ここでボビーにゴーサインを出すか!
それとも、先々を考えて温存し、より大事を取るか。
ある意味悩ましくもあり、ユルゲン・クロップ監督の文字通り決断となりそうです。

チャンピオンズリーグのラウンド16は、勝ち上がるためにある。
ボビーに、もう少し時間を与えて、チームメイトが奮起する。
それもまた、チームの在り方のようには思えます。
個人的には、早くボビーの姿、笑顔を見たいのですが。

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