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決勝ゴールをディオゴ・ジョタが決めた意味

Diogo Jota


ディオゴ・ジョタのことを書いてみたいと思います。
FAカップ準々決勝のノッティンガム・フォレスト戦では、ディオゴ・ジョタがゴールを決めており、それが決勝点になっています。
このことには、いろいろなことを考えさせられました。
勿論、良い意味でです。

最近での数試合を見ていると、ディオゴ・ジョタの状態は100パーセントではなかったと感じていました。
本来のディオゴ・ジョタであれば、もっと良いプレイが出来るはずだという気持ちが、私の中にあったのです。
しかし、そんな状況であっても、決めるべきところで決めてみせる。
ある意味、それがストライカーというものだと思うのです。

リバプールは、冬の移籍市場で、ポルトからルイス・ディアスを獲得。
そのフィット感たるや、驚くほどです。
また、常に全力を出し切り、動きが止まらないところもいいですね。

いつもならば、新戦力を起用するには時間をかけるユルゲン・クロップ監督も、ルイス・ディアスは例外だったようです。
ルイス・ディアスがレギュラーポジションを取ろうとしている中、最近ではサディオ・マネを9番の位置に置き、モハメド・サラーは右ワイドで!という布陣が多かったリバプール。
ディオゴ・ジョタについては、ベンチスタートということも増えていました。

しかし、ディオゴ・ジョタは絶対に必要なプレイヤーだし、今だけではなく、今後数年におけるリバプールの主力になって行くことは間違いないと思います。
おそらく、ディオゴ・ジョタ自身も、もっと試合に出たい!ゴールを決めたい!という強い気持ちがあったはず。
そんな中、スタメンで起用されたFAカップ準決勝で試合を決めるゴールを奪って見せたディオゴ・ジョタ。
彼にとっても、チームにとってもポジティブな出来事だったと思うのです。

また、アシストをしたのが、アンディ・ロバートソンの控えという位置づけであるコスタス・ツィミカスだったということも良かったと思います。
多くの大会でタイトルを狙うためには、同じようなポジションに最低2人のタレントが必要で、そのレベルがかけ離れていてはいけない。
誰が出ても、ユルゲン・クロップ監督が目指すフットボールを具現できること。
それが大切ですね。

今回、ディオゴ・ジョタがゴールを決めたことが、今後に生きて行き、再び驚異的な決定力を見せてくれるきっかけになってほしいと思います。
間違いなくディオゴ・ジョタは、FAカップ準々決勝で貴重な仕事をした。
これからも、より自信を持って進みたいですね!

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