チャンピオンズリーグ決勝進出をかけたビジャレアル対リバプール戦。
決して単調な試合ではなく、何やらドラマを見ているような錯覚に陥りました。
采配の妙もあり、途中から出場したプレイヤーの奮起もあり。
ファーストハーフのビジャレアルは、スタジアムの後押しも受けて、良い意味で捨て身で来ていたように感じました。
それくらい、アンフィールドで戦ったときとはまったく違うプランで向かって来ましたね。
実際、リバプールは少し面食らった部分もあったことでしょう。
しかし、フットボールにはハーフタイムがあります。
そこでしっかりと立て直して来るチームの総合力。
自信があるのでしょうね。
ユルゲン・クロップ監督が、最初に切った交代カードは、ルイス・ディアスでした。
このルイス・ディアスが躍動!
左ワイドで暴れまくり、ビジャレアルの陣形にほころびが出て来ていました。
そのこともあり、セカンドハーフのリバプールは、右ワイドにエアポケットが出来るシーンも増えて来て。
ルイス・ディアスのインパクトは凄い!
もう、それしか言葉になりません。
しかも、ゴールまで決めてしまうとは!
このルイス・ディアスですが、UEFAによってプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出されています。
文句なし!ですね。
それくらい、ルイス・ディアスが果たした貢献は大きかった。
ハーフタイムで、ユルゲン・クロップ監督が、プレイヤー達に何を語りかけ、モチベーションを高めたのか。
本当に、見違えるようなチームとなって、リバプールは残り45分間を戦いました。
ルイス・ディアスが、リバプールの左ワイドで仕掛け、戦い、躍動することで、チーム全体が活性化されたと思います。
ナイス・ファイト!
今日の試合。
ファーストハーフで2失点をしたリバプールですが、私はといえば、ビジャレアルのメンタリティーを讃えたいと思っています。
本当に良いチームでした。
それでも、リバプールはビジャレアルに勝った。
いよいよチャンピオンズリーグ決勝です!
ルイス・ディアスも、大舞台での活躍、ゴールを決めたとあって、より自信をつけることでしょう。
今後の活躍が、ますます楽しみです。