チャンピオンズリーグといえば、現代フットボールでは最も大きなタイトルだと言われています。
素晴らしいチーム達が、傑出したプレイヤー達が目標にする舞台。
それだけ激しい競争がある大会ですから、決勝に進むということは並大抵のことではありませんね。
黄金時代を持ちつつも、プレミアリーグが創設されて以来、苦しい時期を過ごして来たリバプール。
それが、近年はめきめきと力をつけており、直近5シーズンで言えば、3度目のチャンピオンズリーグ・ファイナリストということになります。
これは、言うは易く、極めて難しいことだと思うのです。
それだけリバプールが、強くなった証だろうと。
昨シーズンに関しては、センターバックに負傷者が集中し、事実上ヨーロッパの頂点を目指すことは困難でした。
目標としては、プレミアリーグで4位以内を確保することに置いていただろうと。
それを考えると、近年におけるレッズの躍進は凄いですね。
2017-2018シーズンには、決勝でレアル・マドリードと対戦。
この試合は、いろいろな意味でほろ苦いものとなりました。
とにかく、早い段階で絶対的なエースだったモハメド・サラーが怪我を負ったことが響いた。
また、何かとゴールキーパーが話題になってしまった試合でもありました。
チャンピオンズリーグの決勝といえば、計り知れないプレッシャーがあるでしょうし、ロリス・カリウスを責めることは出来ません。
しかし、リバプールは進化を図るため、ローマからブラジルの守護神アリソンを連れて来ました。
そうして迎えた2018-2019シーズン。
決勝の対戦はトッテナムでしたが、この大会のクライマックスは、準決勝のバルセロナ戦だったと思います。
アンフィールドの奇跡を呼んだリバプールは、決勝でもトッテナムに勝利し、見事にビッグイヤーを手にしています。
その後、優勝はバイエルン・ミュンヘン、チェルシーが果たしており、いよいよ2022年には、またリバプールが決勝に!
相手は因縁のレアル・マドリードです。
2018年の決勝で対戦したときとは、リバプールのチーム力がまったく違います。
主力が円熟しているし、トレント・アレクサンダー=アーノルドなどの若手はぐーんと伸びている。
また、ユルゲン・クロップ監督の哲学が、チームの隅々に行き渡っています。
特に、モハメド・サラーにとっては、言葉に表せない思いがある試合になることでしょう。
大暴れしてほしいですね!
レアル・マドリードは、チェルシーとマンチェスター・シティに勝利して決勝へ上がって来ました。
プレミア勢のプライドをかけて、リバプールがレアル・マドリードを粉砕する!
勝利しか考えない!
絶対に勝ちましょう!