現地時間火曜日には、プレミアリーグ第37節のサウサンプトン戦に臨むリバプール。
FAカップ決勝に進出していたため、延期となっていた試合です。
シーズンを通じ、重要でない試合などないわけですが、サウサンプトン戦が持つ意味は、極めて重要度が高くなりましたね。
今日は、このサウサンプトン戦に先立って、ユルゲン・クロップ監督の会見が行われました。
サウサンプトン戦でのメンバーを組むにあたっては、土曜日にチェルシーと120分間の激戦を演じたことを考慮しなければいけないのは当然のことだと思います。
本題に入る前に、サウサンプトン対リバプール戦の試合日程や放送予定については、下記のリンクにまとめてありますので、よかったらご参照ください。
さて、ユルゲン・クロップ監督の会見から見えたものについて、多少まとめてみたいと思います。
まず、サウサンプトン戦欠場が確定をしているのはファビーニョとなるそうです。
良い状況になって来ているものの、明日の試合には関与しない旨、ユルゲン・クロップ監督から話がありました。
やはり、照準はチャンピオンズリーグ決勝に置いているのかもしれません。
次に、チェルシー戦で、ちょっと心配な交代の仕方をした3人について。
モハメド・サラーは、33分にピッチを退いており、鼠径部に違和感を覚えたもの。
延長戦からベンチに下がったファン・ダイクは、膝裏に違和感があったとされています。
既にご紹介をしましたが、2人とも本人は続投できると言っていたそうで、シリアスな怪我ではないと思われます。
ただ、起用の可否について、ユルゲン・クロップ監督から明言はなく、チェルシー戦の120分間を踏まえて、「私は決断をしなければならない」と語っていました。
また、ユルゲン・クロップ監督の言葉で印象的だったのは、「サウサンプトン戦に勝つためのチームを編成する。それだけだ」という趣旨の発言でした。
ポジション的には入れ替えがあるかもしれませんが、あくまで勝利するためのチームを出すと。
マンチェスター・シティがウェストハムと引き分けたことで、俄然プレミアリーグは接戦の様相を呈して来ました。
リバプールがサウサンプトンに勝てば、最終戦の緊張感が、まったく異なる領域に突入しますね!
さて、もう一人、アンディ・ロバートソンのことに触れておきたいと思います。
ロボは、チェルシー戦でスタメンでしたが、111分の段階でコスタス・ツィミカスと交代をし、ベンチに下がっていました。
これは、足に痙攣を起こしていたためだったそうです。
ですので、シリアスな怪我ではないということ。
ただ、ロボに代わってピッチに入ったコスタス・ツィミカスが、リバプールを優勝に導くPKを決めており、ポジティブな交代にはなっていたと思います。
プレミアリーグでもハイレベルな優勝争いを演じ続けているリバプール。
最終戦は、アンフィールドでのウルブス戦が待っていますが、まずはアウェイでのサウサンプトン戦に集中ですね。
ここで勝利することで、勝利の女神が微笑む。
そんな展開を自らの手で呼び込むことができる。
今シーズンのプレミアリーグは、最終戦まで優勝争いは分からない。
超ハイテンションのクライマックスを期待したいと思います。