移籍関係

リバプールがポルトの若手MF獲得で優先権を獲得か

Fabio Vieira


シーズンも最終盤となりました。
最後まで目が離せないシーズンであることは、フットボールファンにとって観戦をする醍醐味だと思います。
そしてやって来るのが、夏の移籍市場です。

今回は、ひとつの噂としてポルト所属の若手ミッドフィールダーについて触れてみたいと思います。
Mirrorが報じており、そのことをエコーも取り上げているものです。

リバプールが、獲得の優先権を得たとされているのは、ポルト所属のMF、ファビオ・ビエイラ(ポルトガル)。
2000年5月30日生まれですので、現時点で21歳ですね。

今回の報道によれば、リバプールがポルトと更なるビジネスを行う可能性が高いとのこと。
ポルトといえば、ルイス・ディアスの古巣であり、両クラブの間には取引実績が存在します。
私が知っている範囲で書かせていただくと、ファビオ・ビエイラに関しては、以前からアーセナルが強い関心を示しているという記事を多く見かけました。
しかし、アーセナルは勿論、他のクラブが彼を獲得しようというオファーをした場合には、ポルトはリバプールに連絡をすることとなり、その旨合意をしたと。
要するに、ファビオ・ビエイラを獲ろうという動きがあれば、ポルトはリバプールに連絡をする義務を負ったということですね。

ちなみに、ファビオ・ビエイラの契約にはリリース条項がついているという記述もありました。
その金額は£12.7mで、ポルトは適切な時期に彼を手放すことになるだろうと・・・。
ただ、リバプールが獲得する場合、アドオンが加えられるようです。

ファビオ・ビエイラといいますと、2021年のU21ヨーロッパ選手権で、ポルトガル代表として出場。
その主力として決勝まで進んでいます。
決勝戦はドイツとの対戦でしたが、優勝はドイツに。

しかし、大会のMVPにはドイツのプレイヤーではなく、ファビオ・ビエイラが選出されていました。
優勝は逃したものの、大会で最も優れた若者だったという評価ですね。

チャンスメイクも上手いし、攻守の切り替えにおいては、その繋ぎ役としての貢献も出来るタイプだと聞いております。
繋ぎ役が出来るといっても、いわゆるバランサーではなく、攻撃的なタイプです。
そのストロングポイントは、チャンスクリエイトかと。

ひとつ気になるのは、リバプールはフラムからファビオ・カルヴァーリョを連れて来ることが確実視されている点です。
いずれも若いタレントであり、将来へ向けた布石でしょうか。
それとも、ユルゲン・クロップ監督の中で、起用法が見えているのか。
ひとつの噂ではありますが、夏が近づくにつれ、この手の話は増えてきます。
私も頭をウオーミングアップしておきたいと思います。

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