かつてリバプールでプレイしたダニー・マーフィーは、ジョーダン・アイブにもっと出場機会を与えるべきだという持論を展開しています。
マーフィーの発言を整理すると、コンスタントに先発で起用し続けることにより、アイブはリバプールにとって、非常に大きな存在に成長するという趣旨だと、私は捉えています。
マンチェスタ-・ユナイテッド戦のスターティング・イレブンを知ったとき、マーフィーは、アイブが入っていないことに驚いたそうです。
絶対に起用すべきだったというのがマーフィーの主張。
マーフィーの考えでは、起用してみて何かミスがあれば、次の試合には出られないという状況を作ってしまうと、若者はミスを恐れるようになり、本来の実力を発揮できなくなってしまうということのようです。
たしかに、まだまだ若いアイブを信頼して、メンバーに定着させれば、自信もつくだろうし、ゴールを決めるチャンスも多く巡ってくることでしょう。
ただ、現状においては、アイブもそれなりにチャンスをもらっていると思うし、ハードスケジュールの中でのやり繰りの問題もあったと思います。
とはいえ、元イングランド代表から高い評価をもらい、期待されるということは、アイブにとっても心強いことかと思います。
「もう起用するな」と言われるより「もっと起用しろ」と言われたほうが、数百倍良いことですしね。
いつかアイブが、誰もが認めるレギュラーとして、リバプールのメンバーに名を連ねる日が来ることを楽しみに待ちたいと思います。