移籍関係

リバプールは今夏、オタビオ(ポルト)獲得へと動くのか

Otavio


ポルトに所属するミッドフィールダーであるオタビオ(ポルトガル)。
思い起こせば、昨年夏の移籍市場が開く前にも、リバプールが獲得に動いているという報道が多々ありました。
当時は、ジョルジニオ・ワイナルドゥムの退団が濃厚となっており、リバプールはミッドフィールダーを補強するだろうという論調が多かったことも思い出されます。

ここへ来て浮上している報道によれば、リバプールはこの夏、オタビオをアンフィールドへ連れて来ることに熱心だと。
ポルトガル国内のニュースを紹介しながらエコーが伝えています。

エコーが報じるところによれば、レッズはオタビオを補強リストに入れており、アンフィールドへ連れて来ようとしているとのこと。
その場合、ポルトは移籍金として£50mを要求することにも言及されています。

リバプールが、昨年オタビオ獲得に動いているという報道があった時期には、そのリリース条項は約£35mだと言われていたものです。
ポルト側は、リバプールが関心を示す中、その後オタビオのリリース条項を引き上げたと。

金額的にどうか?という問題はありますが、オタビオは良い選手だと私は思います。
フットボーラーとしては、決して体格に恵まれたタイプではありませんが、まずドリブルが上手い。
それに、何よりも献身性というものを強く持った選手です。

ポジティブな点をあげてみると、本職はミッドフィールダーですが、左右の両ワイドでのプレイも可能。
ポルトガル代表が、ワールドカップのヨーロッパ予選、そのプレイオフ決勝で北マケドニアと対戦をした際には、スリートップの右を担当していました。
そのときに印象的だったのも献身性です。

ポルトガルの場合には、攻撃面でのスター選手が多く、ブルーノ・フェルナンデスが前線に上がって来たときなどは、空いた中盤のエリアをカバーをしに走る。
攻撃だけではなく、カバーリングでもチームに貢献が出来るタイプだと言っていいでしょう。
こういう選手は、ユルゲン・クロップ監督好みでしょうね~。

ポルトといえば、リバプールはルイス・ディアスをアンフィールドへ連れて来たというお付き合いがあります。
さて、この話というか噂、どうなるでしょうか?
昨年も相当な頻度で報じられていたものの、それが実現することはありませんでした。
そもそも、実はリバプールはミッドフィールダーを補強するプランはないと言い切っていたメディアもあったのが昨年でした。

リバプールは、主力が年齢的にも円熟の境地に入っており、若手の成長も著しいものがあります。
その中間を繋ぐ役割を期待しての補強なのか。
しばし、注目してみたいと思います。

-移籍関係
-