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キリアン・ムバッペ契約延長に思うこと

Kylian Mbappé


パリ・サンジェルマン所属のキリアン・ムバッペ(フランス)が、現地時間21日、PSGとの契約を延長することを発表しましたね。
本来、このブログのスタイルとしては、若干焦点がぶれるのですが、思うところを書いてみたいと考えました。
ご存知の皆さんが多いと思うのですが、ムバッペに関しては、レアル・マドリード行きが濃厚だと報じられて来たところです。

レアル・マドリードへ行かずにパリに残る。
この決断自体、私は冷静に受け止めています。
それもいいのではないのと。

資金力にものを言わせるクラブは多く、例えば既にビッグネームになっているスターを獲りに行くクラブが存在するのは事実です。
最近はどうなのか?という疑問もありますが、スペインの巨人と呼ばれる2チームから誘われたら断れない・・・という論調も存在します。
ですが、ある意味それって夢がないですよね。

いくらお金を使っても、ヨーロッパのチャンピオンになれないチームはあります。
もちろん、強いチームを構築するには相当な資金力が必要ですが、マネーゲームも度を超すと何だかなーという気分にもなるのです。

今回、PSGとの契約を延長したムバッペですが、その契約期間は2025年6月末までだとされています。
果たして、そこまでPSGに留まるのか?
それは、誰にも分かりません。

現時点のフットボール界で、いわゆる超ビッグネームといえば、ムバッペとハーランドだと言っていいでしょう。
移籍の対象であったという点での超ビッグネームという意味です。

リバプールだって、ここまでのチームを築くには、相当な資金を投入しています。
しかし、パニックバイはしていないし、それなりの金額で獲得したプレイヤーを育て、長所を引きだし、スーパースターへと成長させている。
ユルゲン・クロップ監督という人は、独自の補強チームをひっさげており、法外なマネーゲームに荷担をすることはない。
私は、そこに少しばかりのプライドを抱いています。

サディオ・マネ、モハメド・サラーだって、リバプールが獲得した際には、何も天文学的な移籍金を支払ったわけではない。
ディオゴ・ジョタしかり、ルイス・ディアスにしても同様です。
リバプールとしては、多少がんばったかなといえば、ファン・ダイクの獲得であり、アリソンの補強。
これは、タイトルを獲るための絶対的ピースでしたし、当時のリバプールは、バルセロナが買い取ったフィリペ・コウチーニョの移籍金がありました。

リバプールは、リバプールらしく。
ユルゲン・クロップ監督の流儀で。
私は、良い意味でそれを貫いてほしいと思っています。
何も、完成されたビッグネームを獲ることだけがビジネスではありません。
今度、ユルゲン・クロップ監督は、誰を見つけて来るのか!?
それを密かな楽しみにしている私です。

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