プレミアリーグ 試合日程・結果

リバプール対ウルブス戦(プレミアリーグ第38節)の結果と感想


先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第38節、リバプール対ウルブス戦が終了しました。
試合は、3-1のスコアで、リバプールが逆転勝利をおさめています。
今シーズンのプレミアリーグは、すべての日程が終了。
まず、最後まで夢を見させてくれてありがとう!と、プレイヤー、スタッフ、コップに感謝を述べたいと思います。

全試合同時刻キックオフのプレミアリーグ最終戦。
最終的に、1位のマンチェスター・シティが勝ち点93、リバプールが92ポイント。
実に、90ポイントを超える異次元のバトルとなりました。

プレミアリーグの優勝は、マンチェスター・シティとなりましたが、シーズンの最後まで白熱した試合、全力のプレイを見せてくれたメンバー達に、重ねて拍手を送りたいと思います。
先に書いておくと、チャンピオンズは絶対に獲りましょうね!
必勝です!

さて、今日の試合ですが、ウルブスが早い時間帯に先制しました。
そこからリバプールの逆転劇となるのですが、早い時間帯での失点が若干多いことは気をつけたいし、レアル・マドリード戦へ向けての教訓としたいですね。
私は、もしかしたら途中からファン・ダイクを投入するか!?と考えた時間帯もありました。
というのも、ファン・ダイクの場合には、個のディフェンス力は勿論、ラインコントロールの首領だし、攻撃面で必殺のロング・フィードを持っているからです。
ただ、結果的にリバプールは逆転で勝利しましたので、レアル・マドリード戦へ向けてファン・ダイクを温存できて良かったと思います。

この試合の得点経過については、次のとおりです。
▲3分:失点
■24分:サディオ・マネ
■84分:モハメド・サラー
■89分:アンディ・ロバートソン

同点ゴールとなったサディオの得点ですが、イブラヒマ・コナテの縦パスを中盤でチアゴがヒールパス。
背中に目があるのか!というようなエレガントなパスであり、ボールを受けたサディオが、出て来るゴールキーパーをよく見てしっかりと左足で決め切りました。
あの瞬間、私は「チアゴは天才ではないか!」と心の中で思ったし、サディオも落ち着いてよく決めましたね。

リバプールの逆転ゴールは、途中出場のモハメド・サラーが決めました。
相手ゴール前に襲いかかったリバプール!と形容できるもの。
トレント・アレクサンダー=アーノルドが、右からのコーナーキックを担当し、ジョエル・マティプがヘッド!
このヘッダーが決まったか!と思ったのですが、ゴールラインぎりぎりでクリアされ、さらにジョエル・マティプがヘッド!
混乱状態になったゴールの目の前で、モーが左足で押し込んだものです。

リバプールの3点目は、アンディ・ロバートソンがスライディング気味のシュートを綺麗に決めてくれました。
攻撃の起点は左ワイドであり、左に出ていたサディオがヒールで縦へ!
それを受けたロボが、ボックス内の奥にいるロベルト・フィルミーノを使います。
ボビーは、すかさずロボにリターンし、そのボールをロボがゴール対角線へと決めています。

この試合で不安要素が起きたといえば、チアゴのリタイアでした。
ファーストハーフの追加タイム。
時間にして、45+4分のことでしたが、チアゴは自ら歩いてピッチを出て行きました。
何か異変を感じたのだと思いますが、とにかく軽傷であることを祈ります。
レアル・マドリード戦を控えて、あえて無理をしなかったと考えたいですね。
チアゴが下がったリバプールですが、ファーストハーフの残り時間は僅かでしたので、急いで交代要員は投入せず、ハーフタイムを迎えたものです。

繰り返しになってしまいますが、まずリバプールは、立ち上がりに気をつけて、しっかりとディフェンスを統制したいですね。
勿論、チームとしてのことです。
逆転をする力は持っているものの、約一週間後に戦う相手はレアル・マドリードですので、今日の試合から学び、チャンピオンズリーグの決勝では、盤石の試合運びをしたいところです。

リバプールのプレミアリーグ優勝はならなかったものの、アストン・ヴィラも健闘。
最後までエキサイティングなシーズンとなりましたね。
感謝の気持ちで一杯だし、良い意味で、プレミア制覇を逃した悔しさをバネにもし、また明日から強いチームを構築してほしいと思います。

マンチェスター・シティの優勝をアンフィールドにいたほとんどのコップが知っていた。
それでもスタンディングオベーションでプレイヤー達を讃える姿。
この光景を目に焼き付けて、また来シーズンへの糧にしましょう。
その前に、リバプールには大きな試合がありますが。
チャンピオンズリーグ決勝のレアル・マドリード戦、絶対に勝つ!
気迫からして相手を飲み込みたいですね!

なお、この試合でリバプールは、3人の交代枠を使っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
皆さん、今シーズンもありがとうございました。
■46分:チアゴ→ジェイムズ・ミルナー
■58分:ディオゴ・ジョタ→モハメド・サラー
■70分:ナビ・ケイタ→ロベルト・フィルミーノ

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