リバプールと私

2021-2022シーズンもありがとうございました! 来シーズンへの希望を抱いて


チャンピオンズリーグ決勝が終わり、2021-2022シーズンは、すべての日程が終了しました。
今シーズンもお付き合いくださった皆さんに、心から御礼を申し上げます。
本当に、ありがとうございました。

リバプールは、カラバオカップ(リーグカップ)、FAカップのタイトルを獲得。
プレミアリーグについては、最終戦が終了するまで優勝の行方が分からない!という激闘になりました。
さらに、チャンピオンズリーグでも決勝へ進出。

可能性があるすべてのタイトル争いを最後まで演じてくれたリバプールに、私は感謝しています。
間違いなく、強いチームになっており、何よりも大切なのは、来シーズンへ向けて希望があるということですね。
結果的に獲れなかったタイトルは2つありましたが、それは来シーズンの楽しみにいたしましょう。
私は、今から来シーズンが待ちきれません。

一方で、選手達にはしっかりとオフを取り、疲れを癒やしてほしいと願っています。
今シーズンは、国内カップ戦でも決勝まで行っており、本当に多くの試合数をこなしてきましたから。

チャンピオンズリーグでの優勝を逃したことは、私だってすごく残念です。
しかし、竹林を渡る風のように、何かしら心地よい空気に包まれている思いがあることも事実です。
それだけの仕事、働きを今シーズンのリバプールは見せてくれました。

ビッグクラブと対戦をするとき、相手に守備を固められるとゴールが来ない時もあった。
それは事実としても、誰よりも監督や選手達がよくよく分かっているに違いありません。
絶対に改善へ向けて動くはずです。

今シーズンも、お陰様でリバプールの全試合をお届けすることが出来ました。
個人的には、タフなこともあり、今も続いてはいますが、あたたかい応援をいただき、曲がりなりにもがんばって来ることが出来ました。
ありがとうございました。

昨年の秋口、まず母が救急搬送され手術。
続いて父が倒れ、両親がほぼ同じ時期に要介護状態に。
こちらも、リバプールファンの皆さんから貴重なご助言をいただき、感謝の念にたえません。

また、私の体力を奪っていたのは、新型コロナウイルスへの対応でした。
第5波は、それまでやって来た仕事の手順では、とてもこなせないことは明らかであり、第6波に至るや、膨大な仕事量が襲って来ました。
そんな生活をしてきた中で、あろうことか、自分自身が体調を崩してしまいました。
情けない!と思いましたが、何とかリバプールの試合をお届けしたく、超スローペースに落としつつ、何とか続けてまいりました。

今思えば、私は多くの人達に助けられて来た。
そう実感をしています。
その核が、読者の皆さんであることは言うまでもありません。

大きなタイトルは逃した。
それでも、新しいシーズンへ向けた楽しみが広がった。
絶望という言葉が私の中にないのは、リバプールは正しい道を進んでいるからです。
必ずや、より強いチームを用意してくることでしょう。
楽しみしかありません。
その上で、プレミア!CLを獲りましょう!

何より、リバプールが演じてくれるフットボールは、観ていて楽しい。
わくわくする。
攻守の切り替え、その速さと強さ。
縦へ!という意識の高さと、恐るべきスピード感!
こんなにも面白いチームを私は他に知りません。

ひとつの例を出せば、ルイス・ディアスは、シーズン途中での加入であり、来る夏には初めてレッズでのキャンプを共にします。
飛躍的にフィット感が増すはず。
また、彼の場合にはワールドカップがありませんから、リバプールでの試合に準備の時間を多くさけますね。
ワールドカップという意味では、モハメド・サラーも同様です。

まず、すべきことは、ゆっくりと休んで疲れを取り、気持ちもリフレッシュすること。
そして夏!
笑顔であふれるトレーニングをしっかり積んで、より強力なチームを構築しましょう。
7月1日になれば、期待の若手もリバプールへやって来ます。

来シーズンは、ようやく交代枠が5人になるプレミアリーグ。
これは、南野拓実にもチャンスが出て来る。
私は、そう思っているし、願っています。

今シーズンほどの過密日程を演じても、リバプールは大きな負傷者を出さなかった。
これは、チームマネージメントも上手く行ったことを意味していると思います。
今シーズンよりも来シーズン。
絶対にリバプールは、より強くなる!
そう信じて疑わない自分がいます。

文末になりましたが、読者の皆さんには、本当に感謝しかありません。
長い期間にわたりお付き合いをいただき、また支えてくださり、ありがとうございました!

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