2021-2022シーズンは終わりました。
思えば、リバプールは最後の最後まで4冠を追いかけていたわけで、充実のシーズンだったことは疑いようがありません。
今回は、ファン・ダイクのことを書いてみたいと思います。
ファン・ダイクといえば、昨シーズンは膝に大きなダメージを負い、シーズンを棒に振ってしまいました。
ご存知のとおり、エバートン戦で、相手ゴールキーパーのピックフォードから無謀なチャレンジを受けたことが原因です。
長いリハビリを経て復帰した今シーズン。
当初は、ファン・ダイクには無理をさせずに、休ませながら起用して行くだろうと思われていました。
しかし、シーズンが終わってみれば、ファン・ダイクはリバプールのチームで51試合のプレイをしています。
よくぞ復活してくれたし、大きな怪我もなく、シーズンを過ごしてくれたと、私は彼に感謝の気持ちで一杯です。
そのファン・ダイクですが、シーズンの終わりに、自身のソーシャルメディアでメッセージを発信しています。
I will keep continuing to improve and to get better but now is time to rest and completely switch off. Thanks to my team mates, the staff and fans at LFC and Oranje, and I’ll see you next season 😎 pic.twitter.com/gXeRQ1lxoQ
— Virgil van Dijk (@VirgilvDijk) June 4, 2022
このことは、LFCもオフィシャルで伝えており、ファン・ダイクの気持ちをクラブとしても前面に出した形となりました。
私のシーズンは終わった。
厳しい瞬間もあったけど、幸せに満ちたシーズンだったよ。
長い離脱から戻り、再びチームに貢献できたことが嬉しいね。
私は祝福され、特権を与えられていると感じるけど、それを当たり前のことなどと思ってはいない。
これからも改善に改善を続け行くけど、今はスイッチを切って休息を取るときだね。
LFCとオランダのチームメイト、スタッフ、ファンにありがとう。
来シーズン、お会いしましょう!
私が何より嬉しく、救われた思いがしたのは、ファン・ダイクが「幸せに満ちたシーズンだった」と振り返っていることです。
リバプールは、惜しくもプレミアリーグとチャンピオンズリーグのタイトルには届きませんでした。
しかし、誰もが知っています。
その両方を手にすることが、どれほど難しいことか。
ファン・ダイクの前向きな言葉を知り、本当に幸せを感じます。
やはり、キャプテンシーにあふれた人ですね。
新しいシーズンは、あっという間にやって来ます。
ファン・ダイクは、ほぼフル稼働状態でしたので、本人が言うように、しっかりと休養を取って、次なるシーズンに備えてほしいと思います。
リバプールには、明確な目標が出来たのですから。