リバプールとの契約をあと一年残しているサディオ・マネですが、今年の夏にはバイエルン・ミュンヘンへ行くという噂が多々報じられています。
どこまでが真実なのか。
サディオ・マネの心はどこにあるのか。
いろいろ思うところはありますが、BBCがサディオ・マネに関するバイエルン・ミュンヘンからのオファーについて取り上げていますので、その点にちょっと触れてみたいと思います。
同誌によれば、バイエルン・ミュンヘンは、サディオ・マネ獲得にあたり、£21mの金額を用意しているとのこと。
今後の交渉次第で、金額が動く可能性は当然あるでしょうが。
BBCは、この点について「侮辱的」という表現を使っていました。
また、同誌はこうも言います。
偉大なセネガル人に取って代わる誰かを連れて来るとき、この金額で何が出来るだろうか?と。
興味深いことに、この金額は、2年前にリバプールが、チアゴを連れて来るためにバイエルン・ミュンヘンに支払ったものと一致します。
ただ、BBCはこうも書いています。
チアゴは怪我がちであったし、サディオ・マネの場合にはフォワードであると同時にバロンドールの有力な候補であると。
いずれも素晴らしいプレイヤーですが、同じ金額というのは、どんなものか!と。
BBCの主張によれば、サディオ・マネは、今年のバロンドールの候補としてベンゼマと競り合っており、チアゴが移籍するときとは、状況がまったく違いと。
また、同誌はリバプールに与える影響をこうも書いています。
サディオ・マネをバイエルン・ミュンヘンが獲得しようとする交渉は、夏の終わりまでずれ込む可能性があるため、リバプールは代役を確保することが非常に難しくなると。
サディオ・マネの場合、年齢的には、確かに若いとは言えませんが、円熟の境地を迎えて来ており、攻撃から守備まで幅広く貢献をする運動量も健在です。
単純な話、サディオ・マネを£21mで獲得できるなら、それを支払おうというクラブは山ほどあることでしょう。
リバプールとして避けたいのは、交渉がどんどんずれ込んで、補強面での動きが停滞することですね。
ユルゲン・クロップ監督はといえば、代役が確保できない限り、サディオ・マネは出さないという意向だとも言われており、この話、まだまだ紆余曲折がありそうです。