プレイヤー

ハッピー・バースデー! ジョーダン・ヘンダーソン!

Jordan Henderson


イングランドはサンダーランド生まれのジョーダン・ヘンダーソン。
プロとしてのキャリアもサンダーランドで磨いており、2011年にリバプールへとやって来ました。
レッズの一員となって、もう11年も経つわけで、常に主軸であり続けていることは凄いの一言ですね。

そのジョーダン・ヘンダーソンですが、今日6月17日は誕生日。
ハッピー・バースデー!ヘンド!
ヘンドは、1990年生まれですので32歳になりました。
32歳になったといっても、溢れ出るバイタリティーは衰えることを知りません。

一時期のヘンドは、踵に問題を抱えており、シーズンを通じてプレイをするのは難しいと言われたものです。
それも克服したヘンドは、若い頃にも増して元気そうだし、充実したキャリアを過ごしています。

2021-2022シーズンが終了した時点での数字となりますが、ヘンドはリバプールでの公式戦に449試合の出場をしており、その間33ゴールを決めています。
大台の500試合出場も見えて来ました。

リバプールは、イングランドのトップリーグ制覇19回という大記録を誇りますが、ことプレミアリーグという点で言えば、そのトロフィーを掲げた初めてのキャプテンがヘンド。
まさに、歴史に名を刻んだキャプテンとなりました。
リバプールのキャプテンとして、あらゆるトロフィーを掲げて来たヘンドですが、ぜひ実現をしてほしいのは、満員のファンがいる前で、プレミアリーグのトロフィーを掲げることですね。
リーグ優勝をした年には、新型コロナウイルスの影響を受けて、無観客試合でしたので、それはヘンドをはじめ、全プレイヤー、全スタッフにとっての悲願だと思います。

ヘンドのことを書くとき、どうしても避けて通れないことがあります。
それは、ヘンドといえども辛い時期があったということ。
ブレンダン・ロジャーズ体制の時期、事実上の戦力外通告を受けていたヘンド。
普通ならば腐ってしまうか、さっさと別のチームを選ぶところでしょうが、ヘンドは違った。
まさに努力によって、リバプールでの不動の地位を築きました。

逆境をバネにしたヘンドは、リバプールのキャプテンを任されるに至ります。
この精神力は、並大抵ではありませんね。
キャプテンの中のキャプテン。
ヘンドを形容するに、そういう言葉がぴったりかと。
リバプールのチームメイトだけではなく、他のチームに在籍するプレイヤーからも尊敬されていることでしょう。

スティーブン・ジェラードが、自分の後継者としてキャプテンのアームバンドを託した男。
プレイだけはなく、その存在感がチームに与える影響力は抜群です。
代表レベルでは、もしかしたらカタールワールドカップが最後になるかもしれない。
そういった意味では、32歳になったヘンドにとって重要な年となりますね。
これからも元気で、リバプールを牽引して行ってほしいと思います。

-プレイヤー
-