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サディオは私達の愛をもって去って行く(ユルゲン・クロップ監督)

Sadio Mane

新しい道を選んだサディオ・マネ。
これからは、それぞれ進む道は異なるわけですが、サディオがリバプールのレジェンドであることは間違いのないことですね。
試合に臨む姿は、常にハングリーで、ピッチに立っているときには、戦い続ける人でした。

サディオ・マネが、バイエルン・ミュンヘンへ旅立つにあたり、ユルゲン・クロップ監督がLiverpoolfc.comへ向けてコメントを出しています。
その言葉は、愛にあふれるものでした。
どれだけサディオが愛されていたかを改めて実感します。

サディオが、サウサンプトンからリバプールへとやって来たのは2016年夏のこと。
ユルゲン・クロップ体制となって以降、本格的な補強としては、事実上最初のものだったと言ってもいいと私は思っています。
サディオは、よく期待に応え、リバプールに活力を注入して行きます。
リバプールでの6年間。
サディオが、チームにもたらしたタイトルは、チャンピオンズリーグ、プレミアリーグ、FIFAクラブワールドカップ、UEFAスーパーカップ、FAカップ、カラバオカップ。

リバプールでは、269試合の出場を果たし、120ゴールを決めています。
私は、時々書くのですが、サディオの場合には、PKを担当していませんので、それを考えても素晴らしい数字です。
それに、サディオの貢献は、攻撃だけではありませんでしたから。

さて、リバプールでの6年間を共に戦ったユルゲン・クロップ監督とサディオ・マネ。
ユルゲン・クロップ監督が話したこと。
その一部をあくまで私なりにご紹介したいと思います。

Jürgen Klopp
とても大きな瞬間だよ。
関心がない人には、意味がないだろうが。
リバプールで最も偉大なプレイヤーの一人が去って行く。
これがどれほど大きなことかを認めなければならないよ。
彼は、私達からの感謝と愛をもって去って行く。
偉人として彼の名前は残り、そのことは保証されている。
それに、そうだね、彼は世界で最も優れたプレイヤーである時に去って行くんだ。
それでも私達は、失ったものにこだわるべきではない。
彼が決めたゴール、彼が獲得したトロフィー、間違いなく彼はリバプールのレジェンドだ。
現代におけるリバプールのアイコンでもあるね。
彼は、最初にやって来たその日から、私達と上手くやってくれたよ。
私は、彼の決断を完全にリスペクトする。
もし、あなたがLFCを愛しているのなら、サディオを愛さなければいけない。
そのことに議論の余地などない。
勿論だが、彼がプレイをする試合すべてで成功することを祈っているよ。
私達と対戦しない限りにおいてはね。
彼は、これからも飛翔し続けることだろう。
それは、間違いない。
昨シーズンのことだが、インタビューにおいて、サディオのことを3つの言葉で表すように頼まれたことを憶えているんだ。
そのとき私は、「それは無理だ」と言ったよ。
私がやるとすれば、複数回も答えなければならないからね。
3つの言葉を使って、彼を表現する方法は、それは沢山あるだろう。
“ワールドクラスのプレイヤー!
“クラブにおける真のレジェンド!
“理想的なお手本!
“完璧なチームメイト!
“思いやりのある、実に思いやりのある人物!
しかし、今日この日に、最も適切な言葉はといえば、言うのが難しいが、「君がいなくて寂しいよ!!」

ユルゲン・クロップ監督とサディオ・マネの間には、私などには理解できないほどの深い絆があったのだと思います。
それを思うと、ユルゲン・クロップ監督の言葉が胸に響きます。

今日からは、フットボールに関しては別々の道を進むことになります。
ただ、ユルゲン・クロップ監督は、すべての試合でサディオを応援していると。
ただ、私達と対戦をしない限りはと言いました。
そのとおりですね。

改めて、サディオの幸運を祈ります。
その上で、これからは良きライバルとして、お互いに良いチームを構築して行きましょう。
ユルゲン・クロップ監督が、明確に言ってくれていますが、間違いなくサディオは、リバプールのレジェンドである!ということです。

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