アヤックスに所属するアントニーといえば、かなり以前からリバプールの有力な補強ターゲットだとされて来ました。
しかし、最近のニュースを見ていると、マンチェスター・ユナイテッドとのリンクが、多々報じられていますね。
ユナイテッドの指揮官に就任したテン・ハフ監督が、彼を連れて来たいと熱望しているとされています。
しかし、それとは異なる見解もあるようで、ブラジルでのニュースだとしてMetroが報じるところによれば、ユナイテッドはアントニー獲得で合意をすることが出来ておらず、現在はリバプールが交渉に入っているとのこと。
ユナイテッドの動きを尻目に、レッズが若きタレントを連れて来ることが出来るか!ですね。
今回の報道によればですが、アントニーを手放す場合、アヤックスは£69mを要求するだろうと・・・。
しかしリバプールは、£59mの金額で彼を獲得できると自信を持っているのだとか。
アントニーですが、2000年2月24日生まれで、現在22歳。
本年の春先にも、リバプールが夏の補強ターゲットに据えているという噂は多々ありました。
若くしてブラジル代表にも既に選出されており、将来を嘱望されている若手フォワードだと言えるでしょう。
アントニーの利き足は左ですが、右ワイドでのプレイを得意としています。
傑出したドリブルのテクニックを持っており、決して大柄ではありませんが、俊敏であり初速に優れており瞬発力抜群なタイプですね。
モハメド・サラーが不在のとき、あるいは休ませたいときなど、アントニーをそのポジションで起用することが可能となります。
もちろん本人は、ベンチで控えている気持ちなどないでしょうが。
リバプールのフロントスリーといえば、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ、モハメド・サラーでしたが、徐々に世代交代を図る動きが現実化して来ています。
将来への備え。
ディオゴ・ジョタを獲り、ルイス・ディアスを連れて来たリバプール。
今年の夏には、ダルウィン・ヌニェスを獲得しています。
あと、手をつけるとすれば右ワイドですが、その切り札がアントニーなのか。
彼の去就については、今後の動向を見守ってみたいと思います。
もし、ユルゲン・クロップ監督のもとで、さらに才能が開花すれば、かなり面白いプレイヤーになるとは思います。