移籍関係

ジュード・ベリンガム獲得へ向けて活発に動くリバプール 「ナビ・ケイタ方式」を計画か

Jude Bellingham


リバプールの有力な補強ターゲットだと言われているのが、現在ドルトムントで活躍をしているジュード・ベリンガム(イングランド)ですね。
移籍については、何が真実かを読み解くことが難しいものの、ジュード・ベリンガムをリバプールが欲しがっているという報道は後を絶ちません。
そんな中、リバプールは彼を獲得するために、日々忙しく動いているとのこと。

今回の報道は、Football Insiderが独自の情報網から得たとしているもので、リバプールは、どうしてもジュード・ベリンガムを欲しており、そのための仕事に奔走しているというのです。
同誌の報道の骨子を踏まえながら、今回は、その件について触れてみたいと思います。

まず、ドルトムントとしては、今年の夏に彼を放出する意図はまったくないというスタンスだとされています。
これは、本年4月の段階で明言されていたと同誌はしています。

しかし、そのことは、リバプールが2023年に彼を獲りに行く!ということを思い留まらせなかったと。
今回の報道でも骨になる部分ですが、リバプールは、ナビ・ケイタをライプツィヒから獲得したときと同様の方法でジュード・ベリンガムを連れて来ることで忙しくしているというのです。
「ナビ・ケイタ方式」をご記憶の方々もいらっしゃると思うのですが、当時、どうしてもケイタを欲しがっていたリバプールは、実際に加入をするのは2018年7月1日になるものの、2017年8月には、ケイタ獲得で合意に達していました。
簡単に言えば、1年待つから今のうちに取引を決めてほしいというやり方ですね。

リバプールは、ナビ・ケイタを獲得したときと同じ方法によりジュード・ベリンガムの獲得を決め、チームを次なるレベルに引き上げたい構想があるとのこと。
もし本当ならば、リバプールの入れ込み方は、相当なものですね。
ちなみに、彼とドルトムントとの契約は、2025年の夏まで残っていると見られています。

2021-2022シーズンにおけるジュード・ベリンガムですが、素晴らしい成果を残しており、公式戦44試合に出場し、6ゴール、14アシストを記録しています。
彼のようなタイプのミッドフィールダーとしては、傑出した数字だと言ってもよさそうですね。

また同誌は、ユルゲン・クロップ監督が、中盤に若い血を入れたいと望んでいるともしています。
ジョーダン・ヘンダーソン、チアゴ、ジェイムズ・ミルナーは、すべて30歳以上であり、アレックス・オックスレイド=チェンバレンは、来年の夏で契約期間が切れることも影響をしていると。

来年の夏、ジュード・ベリンガムを獲得するためならば、今年の夏での中盤の補強は行わないという声も聞こえて来る昨今。
私が疑問に思っていたのは、そこまでして来年まで待ったとして、ジュード・ベリンガムを獲得できる保証はあるのか?ということでした。
ただ、ナビ・ケイタ方式を採用するのなら、少なくともその疑問は解消されます。

ひとつ言えることは、ジュード・ベリンガムの移籍金は、極めて高いということ。
もし、リバプールが獲得するならば、クラブレコードであるダルウィン・ヌニェスの移籍金を遙かに超えて来ることになりますが。
こればかりは、どうなるかなど分かりませんが、あえて話に乗ってみると、リバプールにはジュード・ベリンガムのポテンシャルに関して、強い確信を持っているということですね。
さて、どうなりますか。

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