移籍関係

特別な事情がない限り今夏のリバプールは更なる補強の予定なし

Jurgen Klopp

移籍市場の窓が開いている夏。
毎年のことながら、やはりこの季節はドキドキ、ワクワクしますね。
今夏のリバプールですが、早い段階で3人の新しいプレイヤーをチームに迎えています。

リバプールが獲得を決めたのは、ファビオ・カルヴァーリョ、カルヴァン・ラムゼイ、そして£85mを費やしたダルウィン・ヌニェスの3人です。
この夏、今後の補強予定について、Sky Sportsへ向けてユルゲン・クロップ監督が語りました。
Sky Sportsは、いろいろなことをユルゲン・クロップ監督に聞いていますが、特に見出しにしたのは、リバプールは更なる補強はしないというもの。

ユルゲン・クロップ監督は言います。

怪我や選手の放出がない限り、私達のメンバーは揃っている。
リバプールのサポーターが、他のことに集中できることを願っているよ。

クラブの財政事情もあり、監督の希望だけで何でも出来るわけではないと思いますが、その言葉を素直に受け止めるならば、ユルゲン・クロップ監督は、既にリバプールは戦えるメンバーが揃っていると考えていることになります。
一方、潜在的な動きについて問われたユルゲン・クロップ監督は、「それを話すことは出来ない」としていました。
察するに、潜在的な動きという質問の趣旨は、ジュード・ベリンガムのことだろうと思います。

今いるメンバーで、チームの成熟度を高めて行く。
それも、ひとつの考え方だと思います。

一方で、新シーズンからのプレミアリーグは、選手の交代枠が5人になりますので、それを見据えたチームづくりも大切ですね。
これまで、ベンチに座っている機会が多かった選手にとって、5人の交代枠があるということは、チャンスが巡って来る可能性が明らかに高まります。

ヨーロッパの舞台に出るチームは、ほぼ2チーム分の戦力を持っていることが常ですが、国内カップ戦で早期敗退をしてしまうと、どうしても出場機会が限定されて来ました。
交代枠5人になることで、昨シーズンまでとは、また違った楽しみ方も出て来そうですね。
プレミアリーグの開幕が近づいて来ました。

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