プレミアリーグ 試合日程・結果

フラム対リバプール戦の結果と感想(プレミアリーグ第1節)


先ほど、クレイヴン・コテージで行われたプレミアリーグ第1節、フラム対リバプール戦が終了しました。
試合は、2-2のドローで終わっています。
リバプールとしては、決して満足の出来る結果ではありませんが、まだまだ開幕戦。
今後に期待が持てる要素もあったし、今日は率直にフラムを讃えたいと思います。

キックオフとなり、立ち上がりからフラムはプレッシャーをかけて来ましたが、私は内心、この動きで90分間はもたないだろうと考えていました。
しかし、フラムは、やってしまいましたね・・・。
それでもリバプールは、新戦力のダルウィン・ヌニェスが、プレミアリーグデビューでゴールを決めており、それ以外のシーンでも懐の深いプレイを見せていましたから、今後に期待が持てそうです。

得点経過については、次のとおりです。

▲32分:失点
■64分:ダルウィン・ヌニェス
▲72分:失点(PK)
■81分:モハメド・サラー

フラムがリードしては、リバプールが追いつくという試合展開になったわけですが、終始フラムが激しく来ており、リバプールは途中まで、なかなかスムーズなパス交換が出来ませんでしたね。
それでも随所で決定機を創っており、ルイス・ディアス、ジョーダン・ヘンダーソンと、ゴールの枠に阻まれたシーンもありました。

フラムに先制ゴールを許したシーンですが、右ワイド(リバプールの左)を突破されたところが起点となります。
スピードに乗ったままクロスを上げられ、ゴールファーからヘッドで決められたもの。
この際、マッチアップしていたのがトレント・アレクサンダー=アーノルドでしたので、左サイドを突破された時点で、このシーンに関してはリバプールが劣勢だったと思います。

1点のビハインドとなったリバプールですが、51分の段階でピッチに入ったダルウィン・ヌニェスがさっそく仕事をします。
まず、ハーヴェイ・エリオットが浮き球をワンタッチで右ワイドにいるモハメド・サラーに叩きます。
ボールを受けたモーは、右足で低い弾道のクロス。
スピードのあるボールでしたが、ダルウィン・ヌニェスが反応して見事なゴール。
瞬間的トリッキー!という言葉が浮かんだ私ですが、一瞬のプレイだったものの、ダルウィン・ヌニェスは右足のヒールで相手ゴールに押し込みました。
あの動き、あの選択が出来るということは、かなりのポテンシャルですね。

72分には、PKにより再びリードを許しますが、ファン・ダイクがボックス内で倒したという判定。
判定に異議を唱える気はありませんが、もし本当に蹴っていればPKですが、ファン・ダイクは足を引いているように私には見えました。
あれでPKは、ちょっとディフェンダーにとってシビアだと思いますが、これもまたフットボールですね。

再度1点を追う展開となったリバプールでしたが、同点ゴールはモハメド・サラーが決めています。
中盤で、ファビオ・カルヴァーリョからハーヴェイ・エリオットへとボールが繋がり、その後はトレント・アレクサンダー=アーノルドが縦にボールを供給。
ダルウィン・ヌニェスが触れたボールにモーが反応してゴールをゲットしています。

ドローは最高の結果ではないことは当然です。
しかし、まだまだ試合は沢山残っているわけだし、チーム力を整えて、次へ向けて気持ちを切り替えたいですね。
私は、結果よりも、むしろ負傷者の方が気になっています。

49分頃のことですが、チアゴが腿の裏側をおさえる仕草をしてプレイ継続が無理に。
ハムストリングだとしたら、それなりの時間、離脱になると思います。
特に中盤に負傷者が続いているリバプール。
私は、誰かが欠けたから誰かを連れて来るべきという考えを取らないタイプですが、チアゴまで離脱となると、さすがに厳しいと思います。
むしろ、8月上旬で良かったと思うべきか。
いずれにしても、チアゴの怪我が軽傷であることを祈ります。

ドローではありましたが、リバプールにとっての今日の収穫は、間違いなくダルウィン・ヌニェスですね。
プレシーズンマッチよりも、遙かに良い動きをしていたと思いますし、いろいろなことが出来ることを証明してくれました。
相手ディフェンダーにとって脅威になることでしょう。
これから益々期待ですね。

さて、今シーズンから5人の交代枠を使えるプレミアリーグ。
今日のリバプールは、4人の交代を行いました。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
次の試合へ向けて、モチベーションを高めたいですね。

■51分:チアゴ→ハーヴェイ・エリオット
■51分:ロベルト・フィルミーノ→ダルウィン・ヌニェス
■59分:ファビーニョ→ジェイムズ・ミルナー
■77分:ルイス・ディアス→ファビオ・カルヴァーリョ

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