シーズン序盤にして負傷者が多数出ているリバプールですが、大切なことはパニックにならないことだと思います。
まだ1試合が終わったばかりであり、じっくりと順位を上げて行きたいですね。
私はそう思っていますが、主力に負傷者が出ているのは事実であり、次節のクリスタルパレス戦では何かを変更する必要があるのは明らかです。
リバプールが第2節で対戦するクリスタルパレス戦は、いわゆるマンデーナイトの開催であり、日本時間では火曜日の早朝にキックオフとなります。
会場はアンフィールド!
何かを変更する必要があると書きましたが、私は密かに2人のプレイヤーに期待をしています。
いずれも今夏、リバプールにやって来た新戦力です。
まず、ダルウィン・ヌニェス。
ダルウィン・ヌニェスは、コミュニティー・シールドを含めると、公式戦2試合連続ゴール中であり、ストライカーたる由縁を見せてくれています。
スタメンデビューをするには、アンフィールドはうってつけだと思うのです。
ダルウィン・ヌニェスが、マンチェスター・シティ戦(コミュニティー・シールド)で決めたゴールは、ザ・ストライカー!というようなものでした。
まず、ファビオ・カルヴァーリョが中央から右にいるモハメド・サラーに繋ぎます。
ボールを受けたモーは、ふわりとしたボールを左へ向けて供給。
これに競り勝ったアンディ・ロバートソンがヘッドでゴール前へボールを落とし、それをダルウィン・ヌニェスが頭で押し込んだもの。
9番らしいと申しますか、ある意味泥くさいゴールだったと言っていいと思います。
こういう点の取り方が出来るストライカーがいることは、必ずやリバプールの助けになるはず。
ダルウィン・ヌニェスは、プレミアリーグ第1節、フラム戦でも途中出場でゴールを決めています。
このゴールですが、まずハーヴェイ・エリオットが浮き球をワンタッチで右ワイドにいるモハメド・サラーに叩きます。
ボールを受けたモーは、右足で低い弾道のクロス。
スピードのあるボールでしたが、ダルウィン・ヌニェスが反応して見事なゴール。
スピーディーで瞬間的な出来事でしたが、咄嗟にダルウィン・ヌニェスはバックヒールでゴールをゲットしています。
これまた、ストライカーならではの反応でした。
興味深いのは、ダルウィン・ヌニェスの2ゴールには、いずれもモハメド・サラーが絡んでいることですね。
あるいは、ファビオ・カルヴァーリョ、ハーヴェイ・エリオットも起点になっている。
クリスタルパレス戦で、もう1人期待をしたいのはファビオ・カルヴァーリョです。
チアゴがハムストリングを痛め約6週間の離脱になると報じられており、おそらくカーティス・ジョーンズも間に合わないことでしょう。
その場合、左のインサイドハーフが空いてしまう。
私は、ファビオ・カルヴァーリョならば、立派にこなせると思っています。
ファビオ・カルヴァーリョのスキルは、かなり高いし、若くしてメンタルも成熟していると思うのです。
ファイティング・スピリットも持ち合わせており、何より確かな技術がありますので。
スピードもあるところが頼もしいですね。
ファビオ・カルヴァーリョは、非常にテクニカルなプレイヤーですから、リバプールの左寄りでルイス・ディアスと組めば、かなり面白いことになりそうな予感がします。
ダルウィン・ヌニェスとファビオ・カルヴァーリョ。
これが、私の推すクリスタルパレス戦のキーマンです。
満場のアンフィールド。
スタジアムの絶対的な後押しを受けて、躍動してほしいですね!
がんばれ!