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ジョエル・マティプが負傷 クリスタルパレス戦への出場が微妙に

Joel Matip


新シーズンがスタートし、ファンにとっては嬉しいばかりですが、リバプールには負傷者が続出しており、実際ユルゲン・クロップ監督は頭が痛いことでしょう。
ただでさえ負傷離脱者が増えているレッズ。
残念なことに、また負傷者リストに新しい名前が加わってしまったようです。

新たに怪我を負ったのは、センターバックのジョエル・マティプであり、このことはエコーが伝えています。
エコーによれば、ジョエル・マティプは鼠径部に問題を抱えてしまい、予防措置のため金曜日のトレーニングを回避したとのこと。

同誌はジョエル・マティプについて、「まだ、月曜日のクリスタルパレス戦からは除外されていない」としていますが、本当に鼠径部の怪我ならば、無理はさせられませんね。
リバプールのセンターバックといえば、イブラヒマ・コナテも膝に怪我を負っており、こちらは復帰までしばらく時間がかかると見られています。
これで、ジョエル・マティプまで欠場となると、センターバックの枚数が不安です。

オーソドックスに考えれば、ジョエル・マティプがクリスタルパレス戦に間に合わない場合、ファン・ダイクのパートナーとしては、ジョー・ゴメスが選ばれるだろうと思います。
ジョー・ゴメスも秘めたるポテンシャルは高いものがあり、ここでアピールをしたいですね。

一方、ジョエル・マティプが怪我をしたことにより、中盤のやり繰りにも影響が出そうです。
今、リバプールは中盤に負傷者が相次いでおり、非常に厳しい状況です。
そんなとき、大ベテランのジェイムズ・ミルナーは元気。
できればミリーは、中盤の控えとして使いたいところでしょう。

しかし、ジョー・ゴメスをセンターバックで起用した場合、右サイドバックの控えがいなくなります。
またもミリーが、サイドバックのサブを担当せざるを得ないのか。

イブラヒマ・コナテとジョエル・マティプが離脱となった場合、センターバックをファン・ダイクとジョー・ゴメスに任せるにしても、このポジションには特別な適性が必要です。
残されたセンターバックのメンバーは、ナット・フィリップスとセップ・ファン・デン・ベルグということになります。
ナットとセップは、移籍あるいはローンの噂も出ていましたが、この状況では出している場合ではありませんね。

かつてリバプールは、センターバックのクライシスに直面し、ファビーニョを最終ラインにコンバートしたことがあります。
あのシーズンは、ジョーダン・ヘンダーソンもセンターバックをこなした試合もあった。

各ポジションで負傷者が相次ぐレッズ。
これでも、既定路線だと言われている「今夏の補強は終わった」というプランでよいのでしょうか?
まずは、ジョエル・マティプの怪我がどの程度なのか?
それをしっかり把握したいと思います。

もともとジョエル・マティプは、怪我が多いプレイヤーでしたが、昨シーズンは見違えるような活躍を見せ、シーズンを通じて活躍をしてくれました。
怪我がないジョエル・マティプはワールドクラス。
そんな声もあった中、今回の負傷は実に痛い。
返す返すも、ジョエルの怪我が軽傷であることを祈ります。

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