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ルイス・ディアスに真のファイターを見た

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Luis Diaz


クリスタルパレス戦は、その結果だけを取り上げれば、決して良いものではありませんでした。
しかし、負傷者が多数出ている中、ベストメンバーを組めずとも、リバプールは非常に良いフットボールを見せていたと思うのです。
特に、左ワイドを担当したルイス・ディアスの姿に、私は真のファイターを感じ取りました。

キックオフ直後から、リバプールが一方的に試合を支配。
テンポも良かった。
しかし、よく言われるように、自分達の時間帯でゴールを決めておくべきだったのは確かです。
それは結果論でしかありませんが。

そうこうしているうちに、クリスタルパレスにとって初めてと言っていいチャンスがカウンターで訪れ、リバプールは失点。
1点のビハインドになったのは32分のことでした。

ただ、試合自体はリバプールが支配しており、会場はアンフィールドですから、多くのコップはセカンドハーフでの逆襲に期待したはず。
そこに待っていたのが、57分でのダルウィン・ヌニェスの退場劇でした。
リバプールは、30分間以上にわたり数的不利の状態で戦うことに。

それでもリバプールは諦めない。
ダルウィン・ヌニェスが退場した4分後には、ルイス・ディアスが最高級のプレイを見せ、同点に追いついてしまいます。
テクニカル的にも非常に質の高いプレイであり、何より魂を感じた自分がいます。

左ワイドでボールを持ったルイス・ディアスは、ドリブルで仕掛けながら中央へ!とカットインして行きます。
クリスタルパレスの何人を置き去りにしたことか。
ドリブルのテンポから見出したシュートコースに見事に打ち込んだルイス・ディアス。
彼は、どの試合でもそうですが、ピッチに立っている間中、立ち止まることをしない。
常にファイトをし続けるのです。

テクニックがあってファイター!
もう、最高!至高!ではありませんか。

退場になったダルウィン・ヌニェスについて、少しだけ書くと、ユルゲン・クロップ監督が「彼と話をする」と言っていたそうです。
私は、あとはユルゲン・クロップ監督に任せればいいと思っています。
プレミアリーグには、もっともっとしつこくて嫌なディフェンダーは沢山います。
今日の出来事を学びとして、大きく羽ばたいてほしいですね。

そこでルイス・ディアス。
彼は、リバプールにやって来た当初から、左ワイドを疾走し、とにかくボールを奪われない。
ゆえに、ピッチ外に突き飛ばされて、転がされるシーンもありました。
それでも彼は、平気な顔をして立ち上がって、また走り始める。
まさに、選手のお手本ではないでしょうか。

どんなに劣勢な時でも決して諦めない。
それがリバプールというチーム。
だからこそ、あのバルセロナ戦でも奇跡を呼んだ。
ルイス・ディアスは、間違いなく、そのメンタリティーを宿している選手に違いありません。
彼のファンは、益々増えて行きそうですね。
見事な!素晴らしい!ファイトでした!

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