結構、シンプルなことだと思うのですが、今のリバプールにおいては、シニアのセンターバックを放出している余裕はありませんね。
まず、イブラヒマ・コナテがプレシーズンマッチで怪我を負い、ジョエル・マティプまでもが負傷者リストに名を連ねてしまいました。
リバプールはといえば、センターバックの危機を経験しており、それがどれだけ怖いことかを知っている。
ところで、いろいろなメディアが報じて来ましたが、当初リバプールはセップ・ファン・デン・ベルグとナット・フィリップスを送り出す方向だったとされています。
セップ・ファン・デン・ベルグに関してはローンの線が濃厚だったかもしれませんが、ナット・フィリップスには売値がついていたという報道もありました。
しかし、現状を鑑みて、リバプールは2人を当面とどめておく方向に舵を切ったと。
移籍市場の末日、いわゆるデッドラインデーまで待つ必要があるとされています。
Goalなどが見解を示しています。
デッドラインデーまで、方針を保留にするというのは、現在負傷している主力の回復具合を見たいのだと思います。
イブラヒマ・コナテに関しては、ちょっと長引きそうですが、怖いのはジョエル・マティプの離脱が2週間で済まない場合です。
センターバックのデュオは、デッドラインデーよりも前にリバプールを去ることはないと、今回の報道は伝えています。
あるいは、2人とも揃って移籍をせず、リバプールに残る可能性もあると。
おそらく、シーズン序盤にして、ここまで負傷者が沢山出るとは、ユルゲン・クロップ監督も予想していなかったと思います。
状況が変わったということですね。
センターバックは、現代フットボールにおいて非常に重要なポジションであり、しっかりとメンバーを構築しておく必要があります。
リバプールの判断を見て行きたいと思います。