オランダ人の若手センターバックであるセップ・ファン・デン・ベルグが、リバプールのプレイヤーとなったのは、2019年夏のことでした。
そのセップ・ファン・デン・ベルグですが、リバプールとの新たな長期契約にサインをしたとLFCがオフィシャルで伝えています。
その上で、シャルケへのシーズンローンも決まっています。
まず、新たな契約が提示され、今後も長くリバプールの一員であるということは、クラブも彼の今後に期待をしていることが分かります。
そこをしっかり決めた上でシャルケへのローン。
リバプールにいれば、なかなかシニアの試合に出場する機会が得られないことから実戦経験を積ませるためのシーズンローンという決断だと思います。
セップ・ファン・デン・ベルグは、まだまだ若いし、いろいろな経験を積み、逞しくなってリバプールへ帰って来てほしいですね。
また一方で、センターバックに負傷者が相次ぎ、リバプールが苦しい状況であったことも事実。
今回、セップ・ファン・デン・ベルグのローンに踏み切ったひとつの理由としては、ジョエル・マティプが回復したということも多少は影響をしているのかもしれません。
もし、セップ・ファン・デン・ベルグが、このままリバプールに残れば、ファーストチームでの出場機会は限られたものになっていたと思うし、経験を積む上でローンに出るのも悪くはないとも思います。
ぜひ、シャルケで活躍し、自分の存在意義をアピールし、またリバプールへ帰って来てほしいと思います。
セップ・ファン・デン・ベルグの幸運を祈ります。
行ってらっしゃい!