ネーションズリーグが各地で開催されていますが、現地時間金曜日には、イタリア対イングランド戦が開催されました。
この試合は、1-0のスコアでイタリアが勝利しています。
どうもイングランドは、ネーションズリーグでは良い戦いが出来ていないようです。
イングランドが入っているグループですが、4チームがあってイングランドは最下位に沈んでいます。
5試合を戦って、勝ち点2ポイントしか取れていないのですから、仕方のないことですね。
モチベーションとか、コンディション面の問題とか、いろいろ事情はあるのだと思います。
ただ、イングランドを母国とする人々にとっては、黙っていられない試合だったのも事実だったようです。
かつて、イングランドのエースとして活躍したガリー・リネカー氏が、ガレス・サウスゲート監督をチクりと刺したとのこと。
リネカー氏は、イタリア対イングランド戦が終了した後に、自身のSNSを更新。
代表としてイタリアへ来ていなかったレスター所属のジェームズ・マディソン不在を嘆き、イングランドで最もクリエイティブなリバプールの66番をなぜベンチに座らせておくのかと読める投稿をしています。
A gentle reminder that England’s most creative midfielder, @Madders10 was not in the squad of 28. And England’s most creative footballer, @TrentAA sat on the bench getting splinters in his arse…
— Gary Lineker 💙💛 (@GaryLineker) September 23, 2022
リネカー氏といえば、クラブマンとしても成功したし、イングランド代表でも不動のエースでしたね。
私にとって印象的だったのは、イエローカードが、やたらに少ないストライカーだったということです。
でも、コメンテーターとしては、時々イエローチックなことも言ってしまうのは、イングランドの伝統でしょうか。
今回の代表ウイークですが、リバプールからはトレント・アレクサンダー=アーノルドが参加。
また、追加招集という形で、ジョーダン・ヘンダーソンが行っています。
ただ、トレントはイタリア戦でベンチに入っていたものの呼ばれることはなく。
ヘンドについては、メンバー入りをしていません。
リバプール贔屓とすれば、トレントのことを「最もクリエイティブなプレイヤー!」と言ってくれることは、正直嬉しいです。
一方で、ガレス・サウスゲートが組むチームでは、トレントは重用されないだろう・・・という予想は、ある程度出来ていました。
イタリア戦では、リース・ジェームズ(チェルシー)とカイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)がスタートから出場しており、これも想定の範囲内でした。
イングランド代表で、トレントが輝ける時が来るのか。
それは、必ず来ると私は思います。
ただ、その時がカタールワールドカップなのか?と問われれば、ちょっと不安です。
イングランドは、あと一試合、ドイツとの対戦を残しています。
この試合をもって、ワールドカップ招集メンバーを事実上決めるわけですが、くれぐれもトレントをおかしな形で使ってしまい、フィジカルを痛めることだけはやめてほしいと思います。