Virgil van Dijk
海外フットボールに詳しい方々、ましてやリバプールファンの皆さんであれば、ファン・ダイクがどれだけ凄いセンターバックかをご存知のはず。
ファン・ダイクがキャプテンと努めるオランダ代表は、準々決勝でアルゼンチンと対戦をするわけですが、あくまで一般論でいえば、サッカー選手といえばリオネル・メッシを思い浮かべる人々の方が多いことでしょう。
どうしても、メッシ対ファン・ダイクのバトルが話題になるものの、ファン・ダイクは、メッシを讃えつつも、我々はアルゼンチンを倒すのだ！と語ったそうです。
ファン・ダイクのコメントは、エコーでも伝えられており、例えば彼は、次のようなことも言っています。
Virgil van Dijk
明らかに、彼（メッシ）は、史上最高の選手の一人だよ。
彼は、何年にもわたってやって来たしね。
彼とクリスティアーノ・ロナウドは、過去２０年間において、際だった存在だったと私は思うよ。
彼等が成し遂げて来たことには、リスペクトの念しかないね。
だが、今の私達は、彼と向き合うために準備をしているわけではない。
私達は、アルゼンチンを倒す準備をしているんだ。
彼が、何年にもわたって、その成功のために、どれほど大きな役割を果たして来たかは知っている。
しかし、これはオランダ対メッシではなく、オランダ対アルゼンチンなんだ！
私は、ファン・ダイクが言おうとしていることが、痛いほどによく分かります。
フットボールはチームで行うものですからね。
勿論、スター選手というものは存在しますが、チームメイトと一緒になってやるからこそのスターです。
ファン・ダイクは、オランダのキャプテンとして、アルゼンチンを倒す準備をしていると言う。
フットボールは、個人対個人ではなく、チーム対チームの競い合い。
そのことを改めてファン・ダイクが言葉にしてくれたという感を私は抱いています。
リバプールの４番は、優勝候補とも呼ばれているアルゼンチンと対峙します。
オランダ代表の一員として。