冬の移籍市場も、いよいよデッドラインデーを迎えるタイミングとなりましたが、どうもリバプールは新たな補強はないと見られているようですね。
窓が閉じるまでは、まだ分かりませんが、このまま冬の移籍市場が閉じた場合、レッズはコーディ・ガクポを獲得したに留まることになります。
ただ、そうなった場合、今度の夏は大きな動きがあると見ることが妥当かもしれません。
特に、中盤においては、ユルゲン・クロップ監督のチームは、大きな変革期を迎えると見る筋も多く、冬で補強をしない場合には、少なくとも中盤だけでも、夏に数人の出入りがあることが予想されると思います。
この夏のリバプールは、ナビ・ケイタ、アレックス・オックスレイド=チェンバレン、ジェイムズ・ミルナーが契約期間満了となる事実があるからです。
ジェイムズ・ミルナーに関しては、ユルゲン・クロップ監督のコメントを見る限り、もう一年延ばす可能性はありそうですが。
そんな中、スペイン筋の情報だとしてエコーが報じるところによれば、リバプールはチェルシーのミッドフィールダーであるエンゴロ・カンテ(フランス)の獲得に関心を示しているのだとか。
カンテといえば、チェルシーの主軸中の主軸ですが、今シーズンは大きな怪我に泣かされており、ほとんどプレイが出来ていません。
フランス代表としてのワールドカップも欠場でした。
それでも、チェルシーがカンテを手放すことは絶対にないだろうと思うわけですが、どうもカンテとチェルシーとの契約は、今シーズンをもって満了になるようです。
いわゆるフリートランスファーで獲れる!ということになるようです。
カンテの場合には、公正な眼で見て、素晴らしいプレイヤーだと私も思います。
相手にとっては、本当に嫌な存在ですね。
プレイエリアの広さは勿論、一人で二人、いや三人分の働きが出来る。
ひとつだけ、ひっかかる点があるとすれば、カンテの年齢でしょうか。
現在カンテは31歳であり、3月の誕生日が来ると32歳になります。
ただ、彼のスタミナ、心肺能力は化け物のようだし、長くやれる可能性もありそうです。
リバプールが、本当にカンテに目を付けているのか?
それとも、あくまで若手の才能を優先するのか?
いずれにしても、夏の補強に関しては、必ず動きがあると思います。
というか、夏に動かなければ、もう大変なことになりそうです。
カンテは、その一人の候補として、チェルシーとの交渉を見守りながら、そんな話もあるのか!ということで、注視してみたいと思います。