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リバプールファンの不満はよく理解できるとするジェイミー・キャラガー


歯に衣着せぬ言動で知られるリバプールのレジェンド、ジェイミー・キャラガーですが、他のライバルクラブ達が補強を行って行く中、リバプールには大きな動きがなかったことについてSky Sportsに意見を寄せています。
そこでキャラガーは、ファンの不満は、よくよく理解が出来ると。
その一方キャラガーは、近年お手本ともなっているFSGを信じるべきだともしています。

プレミアリーグで苦戦を強いられ、国内カップ戦も終わったリバプール。
負傷者続出により、思うようなシーズンを送ることが出来ていません。
それでもキャラガーは、FSGがしてきたことを信じてほしい旨のコメントを出しているところです。
彼等は、これ!と決めた選手を獲って来たわけであり、パニックバイはしないのだと。

キャラガーが寄せているコメントですが、ちょっと散漫になってしまい恐縮ですが、その一部をピックアップしてみたいと思います。

Jamie Carragher
多くの怪我が出ていることで、メディカル的には、彼等には本当に悪いシーズンになった。
不運な怪我である場合もあれば、怪我へのケアや対処法が原因の場合もあるね。
彼等は、夏に去ったドクターの代わりが出来ていない。
それが問題なのかは、私には分からないがね。
とはいえ、彼等は本当に運が悪かったし、メディカル部門を何とかする必要があるね。
移籍に関しては、他のクラブがふんだんにお金を使うのを見て、リバプールファンが不満を抱いていることは容易に理解できるよ。
誰かを連れて来ないということは、トップ4を諦めたようにも見えるからね。
だが、私が現役だった当時のようになってほしくないのは、あの頃は補強に関して散漫で、多くの時にパニックに陥っていたからさ。
一方、過去4年~5年におけるリバプールは、他のクラブのお手本だったね。
ヨーロッパ中のクラブが、リバプールを追随したいと思っていたほどだよ。
今の彼等は、パニックに陥ることをしないし、ファン・ダイクのときのように、待つということを以前にも示していたと思う。
もし、リバプールにお金がないなら、あるいはクロップが望んだ選手がいなかったのならば、それは私達には関われない事情だよね。
私は、リバプールにとって大きな夏になると信じている。
多くのファンが、大きな1月を望んでいたことと思うが、私がやっていた頃のように、選手を買っては上手くいかなかったような状態に戻って欲しくはないんだ。
リバプールの補強は、多くの場合に上手く行っていた。
それは、クロップが望む選手を獲得し、彼等はパニックに陥らないからだよ。
彼等が、ジュード・ベリンガムを獲得するために、長い間取り組んで来たことは明らかだ。
ドルトムントは、昨年の夏に彼を出す考えなどなかったから、今年の夏まで待つことにしたのだろう。

キャラガーは、リバプールには新たな力、特にミッドフィールダーが必要だとの持論を持っていたと思うのですが、ここでは信じようというスタンスになっています。
おそらく、リバプールファンの不満がはっきりと見えるからでありましょう。

自分が現役だった頃のようなリバプールにはなってほしくない。
それが、キャラガーが力説している部分です。
パニックバイに陥ってはならない。
現実を直視した上で、今シーズンのリバプールが、どこまで反撃をしていけるか!
それを見て行きましょう。
あとは、夏にどんな仕事をしてくれるか。
それもみな、残りシーズンをリバプールがいかに戦うか。
ここにかかって来ると思います。

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