ユルゲン・クロップ監督が就任以来、幾多のタイトルを獲得し、強いリバプールを具現して来たわけですが、そこには間違いなくファビーニョとジョーダン・ヘンダーソンの貢献もありました。
この2人については、最近ではベンチスタートが多くなっていますね。
ファビーニョに至っては、先日のプレミアリーグ第22節のウルブス戦ではベンチ外でした。
なぜ、そうなったか?
それは、選手達を毎日のように近くで見ている監督でなければ分からないこともあると思うのです。
トレーニングにおいて、何かがそうさせているのでしょう。
ただ、そんなリバプールにも光明はありました。
ステファン・バイチェティッチの台頭です。
このところ、リバプールのスタメンを張っている若手は、すっかり評価を高めましたね。
ステファン・バイチェティッチの成長は、間違いなくリバプールにとってプラス材料です。
それでも私は思うのです。
今のリバプールには、ファビーニョでありヘンドが必要だと。
今シーズンのリバプールですが、実質的に狙えるタイトルはチャンピオンズリーグだけとなりました。
ヨーロッパの猛者達を相手に戦うノックアウトラウンド。
そこでファイナルまで勝ち上がり、トロフィーを掲げるためには、ファビーニョとヘンドの力が必要だと思います。
経験値もしかりです。
ファビーニョは、現在29歳、ヘンドは32歳になっています。
まだまだ、これから!です。
もう一花咲かせてほしいですね。
ファビーニョとヘンドの状態が万全であっても、ステファン・バイチェティッチがポジションを奪う。
そんな図式が生まれれば、それもまた素敵なことです。
ただ、私が思うには、まだまだファビーニョとヘンドにがんばってもらわなければならない。
再起、奮起に期待したいと思います。