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ジェイムズ・ミルナーの残留を熱望するユルゲン・クロップ監督

James Milner


今年の夏、リバプールは中盤の大幅なオーバーホールを計画していると見られていますが、それでもユルゲン・クロップ監督は、ジェイムズ・ミルナーにはもう1年いてほしいと望んでいるようです。
ジェイムズ・ミルナーの件につきましては、昨日も書かせていただきましたが、リバプールは、まだ契約延長のオファーを出していないとされています。
そのへんのことを今一度考えてみたいと思います。

リバプールがジェイムズ・ミルナーに契約延長の打診をしていないと報じたのはAthleticですが、同誌はこんな表現をしています。
「ユルゲン・クロップが、ジェイムズ・ミルナーの残留を熱望しているにも関わらず、リバプールはいまだ延長のオファーをしていない」

今年の夏には、特に中盤については、大幅な改編がなされると見られるリバプールですが、ユルゲン・クロップ監督にとってジェイムズ・ミルナーの存在は必要不可欠だという見方がなされています。
ユルゲン・クロップ監督は、副キャプテンの経験値、リーダーシップ、多様性を高く評価しており、もう1年の残留を強く希望しているというのです。

今回の報道に触れて私が考えたことは、ジェイムズ・ミルナーが必要かそうでないのか?は、いろいろな意見があるとはいえ、現場を預かる指揮官が強く求めているにも関わらず、本当にクラブが動いていないとするならば、それはそれで難しい問題を発生させるのではないかということです。
チーム内における各選手のことを一番理解しているのは監督であり、まだ必要なんだという現場の声を聞かないとなれば、いらぬ波風が立つ可能性もありそうです。

ただ、こればかりはユルゲン・クロップ監督の心の中を覗くことは出来ないし、クラブにも将来を見据えた方針というものがあることでしょう。
現時点で、ジェイムズ・ミルナーが、新天地を求めているという話は聞かないし、今後どうなるかですね。
ジェイムズ・ミルナーがいる意味というのは、ピッチ上でのプレイだけに留まらない部分も多々あると思います。
特に、若返りを図って行く過程にあっては、彼のように経験豊富で尊敬される存在も必要ではないかと思うのですが。
今後、リバプールがどう動き、どんな決断をくだすのか。
よく見てみたいと思います。

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