季節は春。
とはいえ、フットボール界では、既に夏を見据えた動きが活発化しています。
リバプールはといえば、今シーズンをもってフリーとなる選手も多く、契約延長に至らぬまま、チームを去るケースも出て来ることが予想されます。
ここで思うのは、リバプールにおいて重要だと思われる背番号が、ごっそりと空いてしまう可能性があることです。
7番は、ジェイムズ・ミルナーがつけていますが、今夏で契約満了。
ミリーに関しては、シーズン終了ぎりぎりまで分からないとは思います。
ユルゲン・クロップ監督が、強いリクエストを出せば、あと1年という可能性もゼロではないだろうと思われるからです。
次に8番。
これは今、ナビ・ケイタがつけています。
ナビ・ケイタについては、契約延長交渉が行われているという話も聞かなくなってしまったし、来シーズンもリバプールにナビ・ケイタがいると考えているリバプールファンも少ないのではないかと思います。
エコーなどは、ACミランとのリンクを報じており、ブンデスリーガからも誘いがあるようですので、新天地を求めると見るのが妥当かもしれません。
9盤は、ボビーことロベルト・フィルミーノの番号です。
ボビーは、今シーズンをもってリバプールを去ることを公にしました。
寂しいことですが、ストライカーがつける象徴的な番号だけに、誰が受け継ぐのかが注目されます。
さらに、10番については、フィリペ・コウチーニョが去った後、サディオ・マネがつけていましたが、そのサディオもバイエルンへと去り。
多くのフットボーラーが憧れると言われる10番が空いたままです。
リバプールのクラブ史で言えば、特に重みを持つのは7番と8番だと私は思います。
レジェンド中のレジェンドが身につけていた番号だからです。
それを抜きにしても、7番~10番がすべて空くというのは、レギュラークラスの主要な選手がいなくなることを意味しています。
やはり、リバプールにとって、今年は大きな夏にならざるを得ない。
背番号だけを考えても、その結論に辿り着きます。
下世話なことですが、新シーズンにおけるユニフォームの売上げも、人気の番号を誰がつけるか?が、分からないと出足が鈍くなりそうですね。
さて、レッズはどれだけの補強を成功させるのか。
夏の訪れが待たれます。