カップ戦というものは、プレイ内容よりも、まず勝つということが目標であることは、私も承知しております。
もちろん、FAカップ敗退が決まったことは残念です。
しかし、そんな中でも、リバプールに光明を見出したい気持ちでおります。
しっかりとしたチームづくりは一朝にして出来ず。
高く飛躍するための準備期間として、時に膝を屈することがあったとしても、今は耐える時期かな・・・とも思っております。
対ウェストハム戦。
リバプールにも見るべきものはあったと考えたい。
まず、若手の奮闘です。
プレミアリーグでダブルを喫しているウェストハムを相手に、アウェイでの戦いで、互角以上の試合を演じてみせた。
若手達に拍手を送りたいと思います。
必ずや今日の経験が、花を咲かせ、実を結ぶ日がやって来ることでしょう。
次に、ディフェンスラインを務めた4人にも拍手を送りたい。
プレミアリーグで、シーズンダブルを喫しているウェストハムを相手に、少なくとも90分間は1失点で抑えた。
よほどのがんばりと集中力があったと言っていいと思います。
また、クリスティアン・ベンテケについてですが、確かに決定機を外すなど、残念なシーンもありました。
しかしながら、これまでの数試合と比較した場合、周囲との連携という部分では、改善されてきたと、私は感じました。
さらに、一番大きいのは、ダニエル・スタリッジが公式戦のピッチに立った!ということかと。
本当に久しぶりの実戦でありましたが、随所にスタリッジらしさを見せていたと思います。
このままフィット感を取り戻し、怪我の再発を予防すれば、今後のリバプールにとって、非常に大きなプラスになることでしょう。
今シーズンのFAカップは終わった。
しかし、得るものもあったと思いたい。
前述もしましたが、本物のリバプール。
その強いチームがベールを脱ぐのは来シーズンだと、私自身は思っています。
そんな中で、キャピタルワンカップとヨーロッパリーグで、結果を出せれば嬉しいことだし、プレミアリーグの順位も、ひとつずつあげていきましょう!
若手の活躍とダニエル・スタリッジの復活。
私も悲観だけで、今後数日を過ごしたくはありません。
希望を繋ぎ、リバプールの未来を信じたい気持ちで一杯です。