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ファビオ・カルヴァーリョを讃えたユルゲン・クロップ

Fabio Carvalho

ファビオ・カルヴァーリョのことを書いてみたいと思います。
リーグ後半戦は、ほとんど出番がありませんでしたので、彼のことを取り上げるのは久しぶりになります。
シーズン序盤は、結構起用されていたし、劇的なゴールを決めたりもしていましたね。
そのファビオ・カルヴァーリョが、なぜ使われなかったのか?は、自分も時々考えることがありました。

今回、サウサンプトン戦を控えた会見では、来る夏へ向けて、プレイヤー達の去就も話題になっており、その中でファビオ・カルヴァーリョのことにも話が及んでいました。
ユルゲン・クロップ監督としては、ファビオ・カルヴァーリョに問題があると考えているどころか、むしろその逆で、感銘を受けている旨の発言があったところです。
それは、たとえ出番がない時にでもファビオ・カルヴァーリョが見せた姿勢(態度)について言っているようです。
この姿勢を貫いて行けば、必ず未来が拓けるという趣旨の発言でした。

ファビオには、ローンで出る可能性はあると思う。
しかし、見て行かなくてはいけない。
ファビオほど感銘を与えてくれたプレイヤーはいないよ。
本当のことだ。
その仕事ぶりは、彼に素晴らしいキャリアをもたらしてくれることだろう。
プレイしないことに対する彼の反応(姿勢)は、私がいまだかつて見たことがないものだよ。

ユルゲン・クロップ監督の言葉からすると、出番がなくてもファビオ・カルヴァーリョは誠実に仕事を続けて来たようですね。
その姿を見ている人がいる。
プレイをする機会を確保できるなら、ここに置いておきたいということもユルゲン・クロップ監督は述べていました。
これは、ファビオ・カルヴァーリョに限ったことではないようです。

ローンで出た場合、そのままフェイドアウトしてしまうケースもありますが、近年に限って言えば、ローンで成功した例はハーヴェイ・エリオットでしょうか。
ハーヴェイ・エリオットは、間違いなくローンで良い経験をし、力を付けて帰って来ましたね。
ファビオ・カルヴァーリョは、大きな期待を担ってフラムからやって来ただけに、ぜひリバプールで大輪の花を咲かせてほしいと思います。
もし、ローンで出すならば、ファビオ・カルヴァーリョのためになる良い指揮官のもとへ送り出したいですね。

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