移籍関係

リバプールはウォード・プラウズに関心を持っているとされつつも高い移籍金を出す考えはなし

James Ward-Prowse


この夏には、中盤の大胆な強化を図りたいリバプールですが、いろいろな噂がある中で、サウサンプトンのミッフィールダー、ウォード・プラウズ(イングランド)に関心を示しているという報道も出て来ています。
サウサンプトンといえば、今シーズンのプレミアリーグは最下位に終わっており、降格することが決まっています。
普通に考えれば、数人の選手を引き抜かれることは想像に難くありません。

リバプールがウォード・プラウズに関心を持っていると報じているのは Daily Mailですが、記事の論調を見ると、どうも積極的に獲りに行こうというスタンスでもないようです。
今回の報道によれば、ウォード・プラウズを放出する場合、サウサンプトンは£50mを要求するとされていますが、リバプールはといえば、その半分しか出す考えはないと。
ウェストハムやニューカッスルも興味を示しているとされる中、リバプールは£25mの額以上を出すつもりはないと。

ウォード・プラウズといえば、プレミアファンの間では有名ですが、キックの名手ですね。
特にセットプレイの際に、彼の精度の高いキックは強力な武器となります。
ただ、ウォード・プラウズは28歳になっており、年内には29歳を迎えるわけで、リバプールの補強方針に合致するか?といえば、なかなか難しい部分があると思います。
良い選手であることは間違いないのですが。

また、今回の報道によれば、サウサンプトンとウォード・プラウズの間で結ばれた契約には、降格した場合の条項がないのだそうです。
よく、プレミアから降格をした場合には、低い移籍金で出て行くことが可能になる条項を設けることがありますが、ウォード・プラウズにはないとすれば、サウサンプトンも極力高い値を付けたいところでしょう。
ただ、現実は厳しく、プレミアから降格することは決まっており、どこまで£50mという金額にこだわれるか?ですね。

この夏におけるリバプールですが、ひとつの命題として、世代交代に備えるというものがあります。
中盤の主力が30歳以上になって来ているからです。
それを考えたとき、とても素晴らしい選手ではありますが、相当なバーゲンでない限り、リバプールが動くことはないのかなとも思えます。

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