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シティに挑むためには完璧に近い状態でなければいけないと語ったトレント・アレクサンダー=アーノルド

Trent Alexander-Arnold

ユルゲン・クロップが、リバプールの指揮官に就任し、最初のシーズンを除けば昨シーズンは底だったろうと私は思っています。
好不調の波が大きかったこともありますし、何より負傷者が多過ぎた。
ただ、終盤には調子を上げており、最終的に5位でプレミアリーグを終えています。

近年のプレミアリーグでは、リバプールとマンチェスター・シティが僅差でのタイトル争いを繰り広げて来たわけですが、昨シーズンにおけるシティとリバプールとの勝ち点差は22ポイントに開いてしまいました。
ただ、その経験を良い方向へ活かし、新シーズンにはシティに挑んでほしいですね。
マンチェスター・シティを倒せるのはリバプールだけだろう!と、私は真面目に考えております。

さて、昨シーズンのリバプールが終盤には調子を上げたと書きましたが、トレント・アレクサンダー=アーノルドのポジションが変わった時期と符号します。
右サイドバックでありつつ、中盤にも顔を出すスタイルですね。
前にポジションを取ることで、トレントが持つパサーとしての才能がより生かされるようになりました。

新シーズンを迎えるにあたり、トレントはSky Sportsのインタビューを受けています。
その中でトレントは、シティに挑むためには完璧に近い状態であらねばならないとしているところです。

Trent Alexander-Arnold
クラブとして正直である必要があると思う。
知ってのとおり、私達は参加するすべてのコンペティションにリスペクトを払っているよ。
もし、去年の今頃、君から「5位で終わりたいか?」と訊かれていたならば、私達全員がノー!と言ったし、今年だってそうさ。
次のシーズンも5位に入りたいだろうか?
いや、私達はリーグで勝利したい。
私達はチャレンジし、タイトル争いやチャンピオンズリーグに参加したいと思っているよ。
だから、次のシーズンには(CLに)出場できないのは残念だ。
我々は、リーグで勝つ方法を知っているし、シティに挑戦し、彼等と互角に渡り合う方法も知っているよ。
そのためには、シーズンを通じて完璧に近い状態にあることが必要であり、そこが重要なポイントだね。
一貫性だよ。(アウェイでもしっかり結果を出すこと)
シーズンを通じての我々は、ビッグチームを相手にしたときには良い結果を残せたね。
しかし、特にアウェイで勝ち点を落としたりしてしまったんだ。
だから、こういったことは改善しなければいけないと、私達が自然に考えて来たことでもあるんだ。
(新シーズンも同じようなポジションでプレイをするのか?を訊ねたとき、トレントは笑顔を浮かべ、目を輝かせた)
それは、私が決めることではないからね。
言われたところでプレイをするだけだよ。
だから、言えることがあるとすれば、フットボールを楽しんでいるということさ。
右サイドバックを楽しみ、中盤でプレイをするのも好きだよ。
それは、歓びを見出す場所であり、この2つのポジションでの挑戦を楽しんでいるよ。
新シーズンは、そこでプレイすることが楽しみだ。
ただ、どこでプレイするかを決めるのは私ではないからね。

新シーズンにおいて、トレントがどんなポジションを取るのか?
これは、ファンとしても気になるところですね。
トレントのインタビューからすれば、両方をやるつもいでいるように見えますが。

いずれにしても、トレントの中にはシティに挑む気持ちがある。
それでよいと思います。
かなり高いレベル(勝ち点)でのタイトル争いになるでしょうから、ホーム、アウェイ問わず勝ち点3を積み上げて行きたいですね。
トレントの活躍にも期待しています。

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