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ジョーダン・ヘンダーソンのアル・イテファク移籍は一筋縄ではいかないとの見解も

Jordan Henderson


リバプールのレジェンドであるスティーブン・ジェラードがサウジアラビアで監督業をする。
最初はちょっと驚きましたが、もはや現実となっており、その動きがリバプールを揺さぶっていますね。
スティーブン・ジェラードの監督就任が決まったタイミングで、ジョーダン・ヘンダーソンに誘いをかけているという報道がなされました。

私がヘンドとサウジのことを最初に書いたのは7月10日のことでしたが、そのときは軽いゴシップだろうと思っていました。
それが、あれよ、あれよと話が進んでいるではありませんか。
これは、かなり意外でした。

昨日にも書いたのですが、ジョーダン・ヘンダーソンに関しては、個人レベルではアル・イテファクと合意しているとされていますが、まだクラブ間交渉が残っています。
このクラブ間交渉ですが、アル・イテファクにとっては厳しいものになるとの見方が出ています。
報じているのはDaily Mailで、同誌はヘンドとサウジのリンクについて、かなり早い段階から記事にしていましたね。

Daily Mailは、改めてジョーダン・ヘンダーソンは週給£700,000でアル・イテファクへ行くことで合意していると報じています。
ただし、リバプールとの交渉に臨むアル・イテファクには苦しい側面があるようです。
そのことを書く前に、ジョーダン・ヘンダーソンの心変わりについて同誌が記事にしていますので、ちょっとだけ触れておきたいと思います。

当初はDaily Mailも、ジョーダン・ヘンダーソンはサウジアラビア行きに消極的だと報じていました。
それが、どうして変わったのか?
それは、サウジへ渡っても来るユーロには影響しないことの確認が取れたからだそうです。
イングランド代表としての立場にはマイナスにならないなら、サウジアラビアへ行ってもいいということでしょうか。

その上で同誌はこう指摘しています。
「この契約は、破綻の危機に瀕している可能性がある」と。
というのもジェラードが行ったアル・イテファクというチームは、その他のトップチームと比べると、あまりお金を自由に使えないのだとしています。

リバプールとしては、ジョーダン・ヘンダーソンを出すならば£20mを要求していると見られているようで、この金額を支払ってしまうとアル・イテファクは損失を受けてしまい厳しいのだと・・・。
私個人としては£20mを要求するとは、リバプールは随分と控え目だなと感じてしまいます。
仮に、移籍金の面でクラブ間合意が出来なければ、今回の取引は消えることになります。

さて、文末になりますが、今回の報道ではイギリスによくあるように、多少の皮肉を込めてこう結んでいます。
「これで、キャプテンが尻尾を巻いてクラブに戻ることになったら、ユルゲン・クロップ監督とファン達からどれくらいの歓迎をされるのかは興味深いものがある」

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