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シンガポールで最もアピールしたリバプールのプレイヤー

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Ben Doak


シンガポールでプレシーズンを過ごして来たリバプールですが、現地ではレスター、バイエルンとの2試合を行いました。
課題があれば抽出し改善する機会でもあるし、若手にとっては絶好のアピールの機会ですね。
総じてヤング・レッズはがんばっていたと思います。

さて、シンガポールでの2試合ですが、最もアピールをしたのは誰か!?
まず、私があげたいのはルイス・ディアスです。
完成度が高いし、ルイス・ディアスの場合には我武者羅に見えて、実は基本的な仕事をしっかりやっているところが良いと思います。
バイエルン戦で決めたゴールなどは、お見事!の一言です。

ただ、アピールに成功した1人を選べ!ということであれば、ルイス・ディアスの実力は分かっているので、私はベン・ドークの名前をあげたいと思います。
バイエルンを相手にしてもぶっちぎれる突進力は凄まじいですね。
見ていて楽しいというか、わくわくするプレイヤーです。

ベン・ドークはスコットランド生まれでセルティックでやって来たプレイヤーです。
2022年の夏に、セルティックからリバプールへ加わり、同年11月にはクラブと初めてのプロ契約を結んでいます。

ベン・ドークが、初めてシニアの中に混じってプレイをする姿を見たとき、私は結構な衝撃を受けました。
これは凄いと。
この感覚は、随分前のことですが、一度味わったことがあります。
あれは、ジェイミー・キャラガーが現役最後のアンフィールドを迎えた時のこと。
その時、ファーストチームでのデビューを果たしたのがジョーダン・アイブでした。
実に面白い若手が出て来たな!と、私は思ったものです。

ただ、ベン・ドークとジョーダン・アイブを比べてみると、ベン・ドークの方が良い意味で負けん気が強そうですね。
突進して行く姿勢、どこからでも仕掛けるぞ!というファイターぶりをベン・ドークは持っていると思います。
これからに期待ですね。

くしくも、今回は右ワイドと左ワイドのプレイヤーを取り上げることになりました。
ユルゲン・クロップ監督が、どう判断するかは分かりませんが、ベン・ドークはファーストチームのメンバーに入れても面白そうですね。
相手が誰であろうと、絶対に抜き去れる!という自信に満ちている姿が印象的なヤング・レッズです。

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