時の流れとは早いものですね。
つい昨日のことのように思われる出来事が、あっという間に過去へと変わって行きます。
今から17年前の今日、2006年8月18日とは、何の日でしょうか。
ディルク・カイトが、リバプールの一員として加わった日です。
フェイエノールトからの移籍でした。
世の中、物事には絶対はありませんが、例外があったとしてもディルク・カイトを嫌いな人はほとんどいないのではないかと私は思っています。
特に、リバプールファンであれば尚更です。
本当に、素晴らしいプレイヤーでした。
惜しみなく働く姿には、感動さえしたことが明瞭に思い出されます。
また、ディルク・カイトは、どんなポジションを任されても、自分に出来るベストを常に発揮し、いずれも高いレベルで具現することが出来たタレントでもありました。
当時のリバプールを率いていたのは、ラファ・ベニテス監督で、ディルク・カイトのことは数年越しのラブコールが実り、リバプールへ連れて来たものでしたね。
ベニテス監督は、よくディルク・カイトを重用し、それは酷使というほどでもありましたが、ディルク・カイトの凄いところは、しっかりと役割を果たし、怪我もほとんどしなかったこと。
ディルク・カイトがリバプールに在籍をしたのは2006-2012の期間であり、その間における公式戦出場は285試合で、71ゴールを記録しています。
私があえて申し上げるまでもないことですが、ディルク・カイトがリバプールに貢献をしたものは、この数字だけで語り尽くせるものではありません。
フェイエノールトからリバプールへとやって来たディルク・カイトは、当初センターを任されるストライカーの役割を期待されていました。
リバプール在籍中にコンビを組んだのは、ピーター・クラウチ、フェルナンド・トーレス、ルイス・スアレスなど。
相棒が代わるたびに、自らの役割も変化させ、それでも高いパフォーマンスを発揮し続けたことは特筆に価すると私は思います。
あの頃のリバプールは、タイトルをなかなか獲れず苦しい時期ではありました。
しかしながら、見せてくれるフットボールは楽しいもので、わくわくしましたね。
リバプールのために、常に走り続けたディルク・カイト。
間違いなく、リバプールのレジェンドです。