リバプールファンにとっては、決して愉快な話ではありませんが、どうにもモハメド・サラーに関するゴシップが後を絶ちませんね。
モハメド・サラーが、サウジアラビアへ行くのではないかという報道各種です。
先日の会見において、そのことはユルゲン・クロップ監督が完全否定をしていますが、モーの動向については、リバプールの地元誌であるエコーも取り上げるという始末です。
モーが移籍をするのではないか?と見られている相手先は、サウジアラビアのアル・イテハドで、このチームにはファビーニョが行きましたね。
話半分で聞いておく必要があると思うし、ゴシップが出ることで一番いけないのは、ファンが選手を疑うという事態になることだと思います。
しかしながら、クロップ監督が火消しをして以降もモーの移籍説を唱えるメディアは多く、それに基づいてエコーも取り上げているという状況になっています。
リバプールは、万が一の場合に備えてモーの代役を探しているという報道さえ出ています。
その流れで、サウジアラビアのKSA Sports TVが、とんでもない情報を流しています。
このことはエコーも取り上げていますが、ニューカッスル戦がリバプールの一員としてのサラーにとって最後の試合になるというのです。
ニューカッスル戦が終わったら、モーはメディカルチェックへ向かうと。
前述もしましたが、選手を疑いながら応援をするというのは拷問のようなもの。
信じるしかありませんね。
ただし、本当にモーがサウジアラビアへ去るならば、一点注意したいことがあります。
百万歩譲ってのことですが、モーがサウジへ飛ぶ場合、それが8月中ならばリバプールも動きが取れますが、9月1日を回ってしまえば、もう手遅れです。
以前も書いたのですが、サウジアラビアの移籍期間はヨーロッパの主要リーグよりも3週間長く開いています。
3週間長いというのは、補強が出来る期間のお尻が長いという意味ですから、9月2日以降にモーが去ってしまえば、リバプールは補強をすることが出来ません。
Sky Sportsは、サウジの3週間について、そこで選手を獲られてしまっては悲惨なことになるとのユルゲン・クロップ監督の言葉を紹介しています。
モーなり、モーの代理人が「リバプールに残る」とコメントをしてくれれば、少しは静かになりそうですが、ファンとすれば複雑な心境のままニューカッスル戦を迎えることになります。
移籍のことばかりは、大堰川の水のように自由になりませんから、もう選手を信じることしか出来ません。
サウジの3週間は、非常に緊張めいた時間となりそうです。