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ビル・シャンクリー生誕110年 リバプールに魂を植え付けたカリスマ

Bill Shankly


のっけから私的な思い出話で恐縮ですが、私がリバプールファンになった頃、レッズを率いていたのはビル・シャンクリーで、その後ボブ・ペイズリーの時代へと移って行きました。
アンフィールドでは、シャンクリー・ゲート、ペイズリー・ゲートがありますが、これは2人の名将にちなんだものです。
今日、9月2日は、ビル・シャンクリーの生誕110年。

リバプールというチームに魂を吹き込んだのは、まぎれもなくビル・シャンクリーだと私は信じて疑いません。
出来れば、可能であればですが、リバプールファンの皆様には、ビル・シャンクリーの名前は覚えていただけると嬉しい限り。

まさに、リバプールがリバプールたる由縁をつくった名将でありカリスマだと私は思っています。
もし、ビル・シャンクリーがいなければ、リバプールの歴史は間違いなく異なるものになっていたことでしょう。

ビル・シャンクリーが生まれたのは1913年9月2日のこと。
ビル・シャンクリーが、リバプールを一流のチームへと押し上げ、後継者であるボブ・ペイズリーが大輪の花を咲かせた。
それこそが、地元リバプールに生む人々の誇りなのだと思います。

ビル・シャンクリーがリバプールを率いた頃、レッズはイングランドの2部に所属していました。
そのチームをトップリーグへと引き上げ、さらにはタイトルを獲れるまでに成長させた功績は、あまりにも大きなものがあります。
また、私は何度も書かせていただいているのですが、ビル・シャンクリーの凄いところは、戦績だけではありません。
優れた監督やタイトルを多く獲得した監督は、他のチームにもいますが、ビル・シャンクリーはボブ・ペイズリーという後継者をも用意していた。
ここがポイントであり、リバプールに黄金時代をもたらすための大きな要素だったと思います。

ビル・シャンクリーという人は、多くの名言を残したことでも知られています。
それはまさに、リバプールのスピリット。
偉大なるカリスマの生誕110年にあたり、その偉業に改めて敬意を表したいと思います。
リバプールの歴史を築いた名将でした。

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