ヨーロッパカップ戦 試合日程・結果

LASK対リバプール戦の結果と感想(ヨーロッパリーグ)


先ほど、ヨーロッパリーグのグループステージ第1節、LASK対リバプール戦が終了しました。
直近のプレミアリーグと比べたとき、スタメン全員を入れ替えて臨んだリバプールでしたが、先制ゴールを許したもののセカンドハーフに逆転劇を演じ、1-3のスコアで勝利しています。
勿論、クリーンシートが欲しいですが、以前も書いたように、試合の中で修正できるチームになっていることが分かります。

得点経過については、次のとおりです。
▲14分:失点
■56分:ダルウィン・ヌニェス(PK)
■63分:ルイス・ディアス
■88分:モハメド・サラー

失点シーンですが、コーナーキックからのサインプレイだったように思います。
あれは、シュートが凄すぎてカオイムヒン・ケレハーにとってはノーチャンスでした。
ただ、カオイムヒン・ケレハーは他のチームならばレギュラーだな!と思わせてくれるような守護神ぶりでした。
これだけの第2キーパーがいてくれることには、つくづく感謝です。

さて、同点に追いついたシーンですが、55分の段階で波状攻撃を繰り出すリバプールがルイス・ディアスにシュートチャンスを創ります。
そこで倒されてPKの判定。
嫌な倒され方だったので心配しましたが、怪我をしなくて本当によかったと思います。
キッカーを務めたのはダルウィン・ヌニェス!
落ち着いてしっかりと決めましたね。

リバプールの2点目が決勝ゴールになったわけですが、決めたのはルイス・ディアス。
イブラヒマ・コナテからダルウィン・ヌニェスにボールが渡り、ダルウィンはハーヴェイ・エリオットへとパスを通します。
ボールを受けたハーヴェイ・エリオットは、右ワイドの縦に丁寧なパス。
走り出していたライアン・フラーフェンベルフが完璧なクロスを供給して、ばっちりとルイス・ディアスがゲットしています。
フラーフェンベルフにとっては、リバプールでの初スタメンであると同時にアシストが付きましたね。

さらにリバプールにはもう1点が来ます。
74分の時間帯にピッチへ入ったモハメド・サラーが完璧なボディ・バランスを見せつけてゲット!
相手ゴールキーパーの股を抜くシュートにも味わいがあり。
この展開ですが、ドミニク・ソボスライがまずがんばり、次にダルウィン・ヌニェスがボールを奪取します。
ダルウィンがモーにボールを預けると、あとはモーの独壇場!
厳しいボディ・コンタクトなど何するものぞ!という強さでフィニッシュまで持って行きました。

モーが傑出したプレイヤーであることは知っていますが、途中からピッチに入って来ると、改めて次元の違いを見せつけられました。
やはり、スーパースターですね。

また、やはり途中からピッチに入ったドミニク・ソボスライも上手い!
もう、正直なところ惚れますね。
リバプールは、本当に良いプレイヤーを連れて来たものです。

今日の試合では、勝ち点3を取ることが大切だったし、自分達は勝てる!という確信も抱いたことでしょう。
次のプレミアリーグを考えたとき、コーディ・ガクポ、ディオゴ・ジョタ、カーティス・ジョーンズ等を温存できたことは大きいですね。
ただ、ライアン・フラーフェンベルフが、どこかを痛めたようで、ピッチを下がったわけですが、その状態が気になります。
先日の試合後にも書いたことですが、非常にボールタッチが柔らかくて、ターンも巧みですね。
軽傷であることを祈ります。

遠藤航についてですが、今日の試合では左右のサイドバックが中へ、前へと動いている状況でしたので、タスクとしては難しかったと思います。
それでも、垣間見せたキャプテンシーは光っていたと思うし、これからよりフィットしてくれば、貴重な戦力として活躍できることでしょう。
期待したいですね。

なお、この試合でリバプールは、5人の交代枠を使っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
リバプールが初戦のアウェイゲームで逆転勝利!でした。
■60分:ベン・ドーク→ドミニク・ソボスライ
■60分:遠藤航→アレクシス・マクアリスター
■60分:ステファン・バイチェティッチ→ジョー・ゴメス
■74分:ライアン・フラーフェンベルフ→モハメド・サラー
■81分:イブラヒマ・コナテ→ジョエル・マティプ

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